第34回フジテレビヤングシナリオ大賞で大賞に選出された、市東さやかによる脚本をドラマ化した「瑠璃も玻璃も照らせば光る」。豊嶋が演じるのは、うつ病を抱える母の代わりに家事を担うヤングケアラーの高校生・木村ひかるだ。母に「がんばらなくていいよ」と口癖のように伝えて家を出るひかるの日課は、病院に立ち寄り、意識のない父に挨拶をしてから登校することだった。ある日、ひかるは親友から演劇部の照明係を依頼され、両親のことを気にしつつも承諾。見学の際、真剣に練習に励む転校生・立石瑠璃と出会う。
豊島は「タイトルでもある、『瑠璃も玻璃も照らせば光る』ということわざがあるのを初めて知りました。響きも意味もとても素敵なことわざで、私もそんな存在になれるといいなと思いました」とコメント。「女子高生が背負うには少し重いと感じるような日々を、何とかしようともがくひかるを繊細に演じられるように頑張ります」と意気込んでいる。
第34回フジテレビヤングシナリオ大賞 瑠璃も玻璃も照らせば光る
フジテレビ系 2022年12月27日(火)13:45~14:45
豊嶋花 コメント
今作への出演が決まった際の心境
ドラマで主演をさせていただくということは目標の一つであったので、歴史ある「フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作に出演させていただけることが決まった時は、とてもうれしかったです。みなさんの明日を照らすことができるようなドラマにしたいです。そして素敵なものをお届けできるように精一杯頑張ります!
台本の感想
タイトルでもある、「瑠璃も玻璃も照らせば光る」ということわざがあるのを初めて知りました。響きも意味もとても素敵なことわざで、私もそんな存在になれるといいなと思いました。ひかるや瑠璃の演劇部での青春は、まぶしくてカッコいいなと思い、撮影がとても楽しみになりました!
主人公・ひかるを、どのように演じようと思うか
私が演じさせていただくひかるは、芯があって忍耐強いけれど、ストレスが積み重なるとポキっと心が折れてしまうような性格です。私も似ているところがあるので、そこは自分らしさも表現できたらいいなと思っています。またひかるは、うつ病の母親の代わりに家事をしたり、父親の看病など家族を一人で支えなければならないといった状況の中、周りと同じように勉強や部活動も頑張りたい、とても責任感が強い女の子です。そんな彼女の良さを意識して演じていきたいと思います。
視聴者へのメッセージ
このドラマをご覧いただいた皆さんに、なにか希望の光を与えてくれるような作品になっていると思います。女子高生が背負うには少し重いと感じるような日々を、何とかしようともがくひかるを繊細に演じられるように頑張ります。是非さまざまな世代の方にご覧いただけたらうれしいです。
宮崎暖(プロデューサー)コメント
毎年、新人脚本家の才能を発掘し続けてきたフジテレビヤングシナリオ大賞。34回目を迎えた今年は、市東さやかさんの「瑠璃も玻璃も照らせば光る」が大賞に選ばれました。現代社会の大きな問題の一つ、“ヤングケアラー”である高校生が、“青春したい!”という気持ちと現実の過酷さとの間で揺れる様子をみずみずしく描いた今作。現役看護師である市東さんだからこそ描けたリアルな描写の連続になっております。そして、我らが主人公・木村ひかる役は豊嶋花さんが演じてくださることになりました。オーディションで豊嶋さんがお芝居を始めた時、すでにそこにはひかるがいました。もちろん豊嶋さんの演技力は元々折り紙付きですが、実際にご自身も高校生で、今だからこそできる繊細なお芝居の連続を、ヤングケアラーのリアルな感情が入り混じる世界を、そしてそこに差す一筋の光を、全国の皆様にお楽しみいただければ幸いです。
※宮崎暖の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Toyoshima Hana to star in FujiTV drama SP "Ruri mo hari mo teraseba hikaru" showing at 1.45pm on 27 Dec 2022; written by Shitou Sayaka, the winner of the 34th FujiTV Young Scenario Award;
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