「第17回難民映画祭2022」が明日12月1日から14日までオンラインで開催される。
国連UNHCR協会、ユナイテッドピープルが主催する本イベント。ウクライナで起こった人道危機をきっかけに、日本社会でも難民問題への関心と支援が集まっている中、今回は難民への理解をより深めるため6作品が配信される。
ラインナップには「物語は終わらない ~難民芸術家たちの革命~」「地中海のライフガードたち」といった日本初公開作品のほか、
川和田は「ラインナップされている世界のフィクション、ドキュメンタリーを通して、あらゆる土地で生き抜こうとする人々の物語に出会えます。映画を通して世界を知る、またとない機会です。ひとりでも多くのかたに届き、無関心が関心へと変わるきっかけになることを願います」とコメントした。
なお12月12日までチケットの申し込みをPeatixにて受付中。詳細は映画祭公式サイトで確認を。
第17回難民映画祭2022
2022年12月1日(木)~14日(水)
視聴方法:オンライン
料金:下記いずれかの料金を選択、匿名募金は難民問題の啓発活動に役立てられる
2000円(視聴料2000円)
3000円(視聴料2000円、難民のための匿名募金1000円)
5000円(視聴料2000円、難民のための匿名募金3000円)
<配信作品>
「物語は終わらない ~難民芸術家たちの革命~」
「地中海のライフガードたち」
「マイスモールランド」
「FLEE フリー」
「UPROOTED」
「リスト:彼らが手にしていたもの」
川和田恵真 コメント
第17回難民映画祭の上映作品に私の監督作「マイスモールランド」をお選び頂いたこと、大変光栄に思います。日々、世界中で難民は生まれていて、日本にとっても決して他人事ではありません。現に国外から日本へ逃れながらも生活に苦しんでいる人たちがいます。「マイスモールランド」ではそのような、私たちのすぐそばにいる難民申請者の物語を描きました。私は他者を知るということは、他者への想像力を育む一歩になると信じています。そして、映画には強く伝える力があると信じています。だからこそこの映画祭の開催には、大きな希望を持っております。ラインナップされている世界のフィクション、ドキュメンタリーを通して、あらゆる土地で生き抜こうとする人々の物語に出会えます。映画を通して世界を知る、またとない機会です。ひとりでも多くのかたに届き、無関心が関心へと変わるきっかけになることを願います。
河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
記事のタイトルに出ている2作は、特におすすめ。 「マイスモールランド」「FLEE フリー」など6本配信、難民映画祭12月に開催 https://t.co/RhiZv8vr5O