「
本作は東映による映画と演劇の融合プロジェクト「ムビ×ステ」の1本で、映画「死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-」の続編。墓場からよみがえった“腐乱人”がはびこる江戸の町を舞台に、死神遣いの探偵・久坂幻士郎と死神・十蘭が記憶喪失の女性ハナの過去を探っていくさまが描かれる。
幻士郎に扮した鈴木は「あれだけ開放的な役ですから。(自分は)普段何事も気にし過ぎなところがある人間なので、それを取っ払って演じられるのが楽しかった」と回想。自分とかけ離れているところを問われると「自分は助けを求められるとがんばっちゃうタイプ。でも幻士郎はすぐ逃げます。けど、そこも魅力。自分の欲を優先できるのは清々しいですね」と話す。安井は「普段の拡樹くんは本当に穏やかな“神社みたいな人”。それぐらいありがたくて神々しさがある」と共演の感想を明かし、「こうしてお会いするのは完成披露を除けば2年ぶり。いつも拡樹くんがコンビニで買ってるパンとコーヒーが変わってないところに安心しました」と笑みをこぼした。
安井は7ORDERとして主題歌「爛漫」を提供。安井の中学の同級生でロックバンド・Tempalay(テンパレイ)のメンバーである藤本夏樹が作曲と編曲を担い、7ORDERのメンバーが歌詞を書き下ろした。安井は「メンバー全員が1回フルコーラスの歌詞を書いて。それをまとめて俺がいいワードをチョイスしたり、世界観に合わせたり。7ORDERとしても初めての作り方。とても新鮮でした。映画を観たあとに歌詞を読むと、映画とリンクする仕掛けに気付くと思います」と回想。MCが、同じ「ムビ×ステ」に参加した7ORDERの長妻怜央が「個性的な方だった」と話を振ると「メンバーの中で作詞センスが一番あるのは長妻なんじゃないかなと思うぐらいの面白いワードを作ります。でも『爛漫』には入ってないかな。あいつの歌詞は落選してるかも」と笑って打ち明けた。
続編で初参加を果たした北村は悪役となる妖術師・空真役で出演。「今まで演じたことのない役どころ。責任感やプレッシャーもあったんですけど、できるだけこの作品のスパイスになれるよう、孤独に1人、奮闘してました。拡樹くんが敵に回ると、壁高!みたいな。すごく存在感を感じました」と振り返り、柴崎は「序盤は出番が少ないので、ラスボス感を出してほしいとは伝えました。アクションは基本がチャンバラ。空真は違う武器にしようと、本人やアクション監督とも相談して長物を選びました」と語る。
ハナ役の清宮は「あまりお芝居の経験もなかったので、不安も大きかったんですが、現場の空気に身を任せて、ハナとしていられたと思うので一安心です」と吐露。映画初出演を祖父母が喜んでくれているそうで「九州の田舎に住んでるんですけど『都会の映画館に新幹線で行くばってん』と言ってくれて。演技がずっとやりたかったのでうれしいです」と笑みを見せる。柴崎は「初めてなので正直心配もあったんですが、すごくがんばってくれました。ちょい役じゃなくて、出番もたくさんある。ファンの方のみならず必見だと思います」とたたえ、鈴木も「ハナの話と言ってもいいぐらいですよね」と続けた。
最後に安井は「映画としてはパート2ですが、本作から観ても楽しめるストーリー。皆さんも“しにつか”の宣伝チームとして、お友達や知り合いを引き入れていただけたら」と呼びかけ、鈴木も「映画館で観る醍醐味は期間限定。スクリーンで存分に楽しんでください。初週は金・土・日とあります。この3日間多くの方に薦めていただけるとうれしいです」と語り、イベントを締めくくった。
※柴崎貴行の崎は立つ崎が正式表記
鈴木拡樹の映画作品
リンク
関連商品
エリさん @eri__san0721
「死神遣いの事件帖」鈴木拡樹は神社みたいな人?安井謙太郎が再会に一安心(写真11枚)
#しにつか
#死神遣いの事件帖
https://t.co/vu4pkholXy