柚香光・喜矢武豊・鈴木拡樹ら出演、劇団☆新感線「紅鬼物語」がゲキ×シネで全国公開

劇団☆新感線の45周年興行として2025年初夏に東京・大阪で上演された「紅鬼物語（あかおにものがたり）」が、3月20日より3週間限定で劇場公開。同劇団のステージを映画館のスクリーンで楽しむ「ゲキ×シネ」の最新作として上映され、映像と音響にこだわったDolby Cinemaでの上映も予定されている。

作・青木豪、演出・いのうえひでのりによる「紅鬼物語」は、はるか昔の鬼が棲む世界を舞台にしたファンタジー。鬼に家族を奪われた貴族・源蒼（みなもとのあお）が、仲間とともに鬼の根城へ向かう旅路が描かれる。10年前に忽然と姿を消した妻・紅子（べにこ）と娘・藤（ふじ）の行方を追い続ける蒼は、仲間と鬼の栃ノ木（とちのき）を追ううちにシノナシ国へたどり着く。その国では、紅子と藤が小さな村に身を寄せていた。村長・八十八（やそはち）に尋ねられた紅子は、村を訪れた経緯を語り始める。

紅子役で主演を務めたのは、宝塚歌劇団の退団後、今作が初舞台となった柚香光。7年ぶりの新感線となる鈴木拡樹が蒼、劇団☆新感線の準劇団員である早乙女友貴が栃ノ木、6度目の登場となる千葉哲也が蒼の家臣である四万、劇団内外で広く活躍する粟根まことが八十八を演じた。また蒼と旅をともにする金之助役の喜矢武豊（ゴールデンボンバー）と桃千代役の一ノ瀬颯、紅子と蒼の娘である藤役の樋口日奈が劇団☆新感線に初参加を果たしている。

このたび「ゲキ×シネ」版のポスタービジュアルが完成。公演ビジュアルから一新され、作品の世界観を鮮烈に印象付ける“紅く燃える”デザインに仕上がった。YouTubeでは特報映像も公開され、キャストの熱演やアクションシーンが次々と映し出される。

ゲキ×シネ「紅鬼物語」は東京・新宿バルト9、大阪のT・ジョイ梅田ほか全国で公開。2週目以降、一部上映館では日本語字幕付き上映も行われる。上映時間は約189分で、別途幕間休憩が入る。ムビチケカードは1月9日に発売。カードに先駆けてムビチケオンラインが先行販売中で、購入特典としてメインキャスト8名の“裏ムビチケデジタル画像”と、鑑賞後にもらえるデジタルカードが用意されている。

ゲキ×シネ「紅⻤物語」特報