メキシコに蔓延する誘拐ビジネスの闇…「母の聖戦」公開、ダルデンヌ兄弟ら製作

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メキシコの知られざる誘拐ビジネスの闇に迫る「母の聖戦」が、2023年1月20日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国公開される。

「母の聖戦」ポスタービジュアル

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「少年と自転車」「その手に触れるまで」などで知られるダルデンヌ兄弟(ジャン=ピエール・ダルデンヌリュック・ダルデンヌ)、「4ヶ月、3週と2日」のクリスティアン・ムンジウ、「或る終焉」のミシェル・フランコがプロデューサーとして参加し、監督のテオドラ・アナ・ミハイが長編劇映画デビューを果たした本作。実話をベースに、年間約6万件(推定)の誘拐事件が発生するメキシコでさらわれた娘を奪還すべく、ごく平凡なシングルマザーが命懸けの闘争に身を投じるさまが映し出される。

主な出演者はアルセリア・ラミレスアルバロ・ゲレロアジェレン・ムソホルヘ・A・ヒメネス。なお本作は2021年の第74回カンヌ国際映画祭でワールドプレミアが行われ、同年の第34回東京国際映画祭では「市民」というタイトルで審査委員特別賞を受賞した。

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