音楽映画「
本作は音楽事務所ヤードバーズに叔父のコネで入社した瓶子撫子を主人公とする物語。
田中は「初めて台本を読み終えた時、撫子が私の背中を押してくれた気がしました。頑張ってるのに報われない姿や誰にも言えない葛藤や壁を少しずつ乗り越える姿を一つ一つ大切に演じました。最後は私が撫子の背中を押す気持ちで演じていたように思います」とコメント。
下京は「別久の、一見自信家のような発言の裏には、陰の努力を惜しまない真面目さと情熱があるのだろうなと思いました」と述べ、「現代っぽくない言葉遣いや立ち振る舞いはコミカルで、一見しっかりしているように見えるけど、実は瓶子と一緒で不器用だったり、愛らしいところもあったりと、少しお酒が入って素直になったら、隠れた良い要素がたくさん見えそうな、まだまだ掘りがいのあるキャラクターです」と紹介している。
田中珠里 コメント
主人公の瓶子撫子は、自分に自信がないせいで戸惑ったり怒ったり悩んだりし、誰かに頼りたくても頼り方すらわからない、負けず嫌いな女性だと思いました。一方で、不器用なりに仲間や母を大切に想っており、とても真っ直ぐで思い遣りのある一面も持ち合わせています。
初めて台本を読み終えた時、撫子が私の背中を押してくれた気がしました。頑張ってるのに報われない姿や誰にも言えない葛藤や壁を少しずつ乗り越える姿を一つ一つ大切に演じました。最後は私が撫子の背中を押す気持ちで演じていたように思います。
この作品は音楽から始まり音楽で終わる、凄く音楽愛に溢れた作品です。観終わった時、息をするのを忘れて暫くその場から動けなくなり、心が燃えているように温かく胸を締め付けられたのを覚えています。岡本監督の音楽の原点というものが、岡本監督にしか描けない色で、「ディスコーズハイ」という世界観で、創り上げられていました。
喜怒哀楽が激しい個性豊かすぎる登場人物だらけの、岡本監督の脳内のほんの一部分を切り取った映画「ディスコーズハイ」を、是非劇場でご覧下さい。
下京慶子 コメント
初めまして。下京です。
今回演じた別久の、一見自信家のような発言の裏には、陰の努力を惜しまない真面目さと情熱があるのだろうなと思いました。現代っぽくない言葉遣いや立ち振る舞いはコミカルで、一見しっかりしているように見えるけど、実は瓶子と一緒で不器用だったり、愛らしいところもあったりと、少しお酒が入って素直になったら、隠れた良い要素がたくさん見えそうな、まだまだ掘りがいのあるキャラクターです。
田中珠里さん演じる瓶子もとても愛おしいのですが、岡本さんの創り出した個性あふれるキャラクターたちに共通しているのは、それぞれに正義があり、愛があり、何か1つ大切にしているものがあるところだと思います。それはもちろん別久も例外ではなく、嫌味な台詞でも、その裏に隠された想いというのは常に意識して発するようにしていました。
本作はまさに、岡本監督の脳内を具現化したようなザ・岡本ワールド! 個人的には、儀武村の麻雀妄想シーンがお気に入りです。脚本・監督・撮影、そして劇中歌の作詞作曲までも手掛けている作品は珍しいのではないでしょうか。
音楽映画という名にふさわしい、音楽愛に塗れたこの映画を劇場で観ていただけることがとても嬉しいです。
劇場のシートに座ったら、リラックスして身を委ね、岡本監督の脳内へ侵入していくような感覚で、溢れ出てくる様々な“愛”に塗れてもらえたらいいなと思います。
田中珠里の映画作品
リンク
コココロ(あとウパルパ猫) @uparupanecodog
ナタリーさんたら!
MVの予算下りず奔走「ディスコーズハイ」特報公開、田中珠里と下京慶子のコメントも(写真12枚 / コメントあり) https://t.co/MGTqwHHul5