エディ・レッドメインと宮野真守が久々の再会でハグ、息ぴったりの“カニダンス”披露

「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」の大ヒット御礼イベントが本日4月13日に東京・明治記念館で行われ、イギリスから来日したキャストのエディ・レッドメイン、ジェシカ・ウィリアムズが登壇した。

4月8日に全国で公開された本作は、週末の観客動員ランキングで初登場1位を記録。初日から3日間で観客動員数68万人、興行収入10億円を超える好スタートを切った。会場にはキャラクターの扮装をしているファンの姿も多数。コロナ禍以降、大作映画のプロモーションで来日ゲストを迎えるのが久々ということもあり、待ち侘びたファンたちは熱量たっぷりにゲストを歓迎した。

ニュート役のレッドメインは「ここ数年間どこにも行けなかった中で、今回の訪日は特別。やっとみんなと“秘密”を共有できてうれしいです」とほほえむ。印象的なシーンを尋ねられると「楽しかったのも大変だったのも（魔法動物）マンティコアのシーン」と即答。劇中、ニュートがマンティコアのカニのような動きをまねするシーンがあり、レッドメインは「あの“ダンス”はとても疲れる。何時間も撮影が続いて、手に持っているランプが重いからテイクが終わるたびにマッサージしてもらったんだ。（テセウス役の）カラム・ターナーにもダンスを教えて、一緒に恥をかかせるのが楽しかった（笑）」と振り返る。

ユーラリー役のウィリアムズは「エディはプロフェッショナルで素敵な人。朝4時や5時まで撮影が続くときもエネルギーをキープしていて、朝も夜も苦手な私は彼に助けられました」と感謝する。また「ハリー・ポッター」シリーズの主要キャラクターであるハーマイオニーやマクゴナガルに敬意を表しながら「ユーラリーを演じたことで、聡明で素晴らしい女性キャラクターたちの中に加わることができて光栄でした」と述べた。

ファンとのQ＆Aコーナーでは、日本の食べ物に関する質問も。レッドメインは「ラーメンは細麺が好き。ゆで加減はしっかり噛みごたえがあるほうが好みかな。揚げ物が好きなので天ぷらもおいしい」とうっとり。ウィリアムズは「私にも答えさせて！」と前のめりになりながら、「ラーメンのコシはやわらかいほうが好き。ローソンのエッグサンドイッチもおいしかった。ファミリーマートやセブン＆アイ・ホールディングスも最高の仕事をしてくれている！」と“通”な回答でファンを喜ばせた。

イベントには、シリーズを通してニュートの日本語吹替声優を務めてきた宮野真守も登場。久々の再会を果たした宮野とレッドメインは熱いハグを交わし、ウィリアムズとも互いに初対面を喜んだ。宮野は、先ほども話題に上がったマンティコアのシーンについて「アフレコのとき、僕もちゃんとマイクの前でこうやって踊ったんです」と言及。すると宮野とレッドメインはともにカニ歩きのダンスを披露し、絶妙なコンビネーションをうかがわせる。「アフレコだけでも疲れたのに大変なシーンだったんですね」とねぎらう宮野に、レッドメインは「共感してくれてよかった。ニュートは本当に疲れる役なんだ！（笑）」とうれしそうに反応していた。

「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」は全国で上映中。