Netflixシリーズ「金魚妻」にて、夫のモラハラやDVに傷付いた主婦さくらを受け入れる春斗を演じた岩田。一方のソン・ガンはNetflixシリーズ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」で、職場恋愛はしないと誓うチン・ハギョンと“秘密の社内恋愛”を繰り広げるイ・シウに扮している。
リモートで行われた対談は、岩田が「(ソン・ガンの出演作)『わかっていても』を拝見しましたが、実際にお会いするととてもかっこいいですね」と、ソン・ガンは「ありがとうございます(笑)。岩ちゃんさんは本当にイケメンで優しそうで、笑顔もすごく魅力的です」と挨拶し、スタートした。
岩田が「恋愛作品を演じる際に気を付けていることはありますか?」と質問すると、ソン・ガンは「相手との呼吸を合わせて、相乗効果を出すことです。相手役の方とたくさん話して、どうしたらより切なく見えるか話し合ったり、そのシーンを演じるときの気持ちをできるだけ共有するようにしています」と回答。岩田も同意し「作品によっては時間とのせめぎ合いにもなるので、限られた時間でいいものを作れるように、僕も現場でのコミュニケーションは大切にしています」と語った。
続いてソン・ガンから岩田に「相手をときめかせる演技のコツを教えてほしいです!(笑)」とリクエストが。岩田は「なるほど!(笑) 僕は自分の見え方の研究をしています。例えば、切なく見えたり、魅力的に映る角度を客観的に探っています。まばたき1つでも映像では意味が生まれてしまうので表情やしぐさには常に気を付けています」と述べ、「演技を始めた頃は、泣くお芝居がすごく苦手で……。そこで、本番まで『自分が悲しかったこと』を頭の中で思い出して、泣く芝居を引き出しやすくしようとしていましたね。今は役の気持ちや、その場の相手役の演技に反応して、感情を出せるようになりました」と言及する。
これを聞いたソン・ガンは「“生もの”であることを大事に、ということですよね。僕ももともとガチガチに台本を読んで作り込んでから撮影に臨んでいたのですが、今は準備は80%、20%は現場で相手と合わせて作っていくようになりました。テイクを重ねるたびに、どうやったら違う表現ができるのか考えて演じています」と述懐。岩田は「僕は撮影前の段取りで準備して、リハーサルで方向性が見えたら本番は違うことをやったりします。家で何十回練習しても、現場で相手役がいてカメラが回っているのはまったく違います。僕も、いろいろな表現を探りたいなと常に考えています」と伝えた。
海外の俳優と話すのは初めてだというソン・ガン。岩田は「こういう機会はなかなかないので光栄でしたし、これからも応援させていただきます!」と声をかける。ソン・ガンは「お話しする前は、育ってきた環境や国が異なるので考え方も違うのかなと思っていたのですが、同じ仕事をしている者として共感できることばかりで、とても楽しかったです」「岩ちゃんさんはお兄さんみたいで、うれしかったです」と喜んだ。
EXILE TRIBE 最新情報 @exile_news__
岩田剛典とソン・ガンの対談が実現、相手をときめかせる演技のコツとは
https://t.co/I0n9dSoxJV