アリシア・ヴィキャンデルが「ブルー・バイユー」を語る「衝撃を感じてもらいたい」

「ブルー・バイユー」より、アリシア・ヴィキャンデルのインタビュー映像がYouTubeで公開された。

本作の主人公は3歳でアメリカに養子に出された韓国生まれの青年アントニオ。劇中では30年以上前の書類不備で国外追放命令を受けた彼が、家族と離ればなれになってしまう危機に立ち向かっていく。監督と脚本を担当したジャスティン・チョンがアントニオに扮した。

ヴィキャンデルが演じたのはアントニオの妻・キャシー。映像の中でヴィキャンデルは「私が初めて脚本を読んだときの衝撃を観客にも感じてもらいたい。私自身、この家族にまつわる物語に深く心を揺り動かされた」と振り返り、「世界中にこれほど多くの養子がいるとは。彼らは自分の国から合法的に追い出されてしまう。生まれ育った国なのに」と語る。そして「こういう物語は知る価値がある。作品に命を与えてくれたジャスティンとほかの関係者にも感謝してるわ」と伝えた。

「ブルー・バイユー」は全国で公開中。