バカリズムが脚本を担当した本作は、絶対に「No」と言わない敏腕ウェディングプランナーを主人公に、くせ者ぞろいの結婚式を描いたコメディ。篠原が主人公の中越を演じたほか、新郎・彰人に
2021年3月に行われた披露宴シーンの撮影には、新郎新婦をはじめ同僚、友人、親戚、結婚式スタッフなどを演じる総勢60名以上のキャストが集結。大九はマイクを使いながら丁寧にシーンの狙いを説明し、“結婚礼賛映画”ではないという本作について「結婚しようが別れようがいろいろな人生があって、それでも輝いて前向きに生きている。その中でたった1日の“結婚式”という舞台で、さまざまな人が集まり全力で祝うお祭りを描けたら」と話す。
クライマックスとなる余興シーンは、参列者たちの熱い思いによって波乱の展開に。数々のトラブルやくせ者に振り回されながら、中越は事態を収拾するべく奮闘する。カメラは天井ギリギリまで上がるクレーンを含め計3台用意された。クレーンカメラが中央の和太鼓を捉え、ステージとフロア全体はそれぞれ別のカメラが狙う。何が巻き起こるかは観てのお楽しみだが、式場全体が熱気の渦に包まれる余興シーンは、約4分間の長回しに。OKを出した大九はキャスト、スタッフからの大きな拍手に包まれつつ「かっこいい!」と誰よりも盛り上がっていた。
篠原は「この作品は心が温まって、楽しくって、笑いがあって、涙があって。ありがちな言葉かもしれませんが、本当にそう思います。皆様の素晴らしい演技で、本当に笑ってしまうくらいに面白いシーンがたくさん。ぜひ期待していただきたいと思います」とアピールしている。
「ウェディング・ハイ」は3月12日より全国ロードショー。
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