「クレマチスの窓辺」特報、瀬戸かほがとっておきのバカンス

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瀬戸かほの主演映画「クレマチスの窓辺」の特報がYouTubeで公開された。

「クレマチスの窓辺」

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「クレマチスの窓辺」

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本作では、東京生まれ東京育ちの主人公・絵里が都会の生活を抜け出して、地方にある古民家で暮らす1週間が描かれる。その街で暮らすひと癖ある人々との交流が、彼女を少しずつ変えていく。これが劇場デビュー作となる永岡俊幸が監督を務め、オール島根ロケで撮影された。

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特報は、絵里が過ごした日々が切り取られたもの。終盤には「ちょっぴり時季外れだけれど、このヴァカンスはとっておき!」とのコピーが映し出される。なおキャストの里内伽奈福場俊策小山梨奈から届いたコメントは下記に掲載した。

「クレマチスの窓辺」は、4月8日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。

里内伽奈 コメント

初めて脚本を読んだ時、流れている時間がとても穏やかで、たくさんの人と出会う絵里の1週間が輝いて見えました。私が演じたみずきも絵里と過ごした数日は大切な思い出ときっかけになったと思います。撮影中はこの街で生まれ育ったみずきの日常を大切にしていました。完成した作品にも私がこの街で感じた穏やかな時間や澄んだ空気がそのまま詰まっていて懐かしく感じました。そして何よりどこか旅に出たくなりました! この場所にしかない出会いが詰まった作品です。是非劇場で素敵なヴァカンスを一緒に過ごして頂けたら嬉しいです。

福場俊策 コメント

僕は永岡監督と同じ島根県益田市出身でして、脚本を読んだ時、身近にある田舎特有の問題点も含まれていてハッとしました。田舎は失われることが多く、遺すことへの苦労は絶えません。愛する家族や恋人、仲間のためにもこれらとどう向き合っていくのか。ワクワクしました。

演じた菊池駿介は主人公・絵里の従兄で地方に住む人間です。僕は今東京に住んでいますが、帰省した際に都市開発や今後の地域社会のことを話す場へ参加してきました。年配の方から若い人まで終始アットホームな雰囲気であーだこーだと話す。好き勝手に話すのでそこに生産性はないのですが…(笑)。ただ、その時間が大切で、その時間で団結もする。一度止めてしまうと再開するにはそれ以上の労力も体力も消費することを皆分かっています。だから知恵を振り絞る。ですが制約が多いのも事実…それでも大きな希望はそこにちゃんとあるんです。そんな田舎で生きる方々のいきいきとした様を演じられればと、まず両親にインタビューしたことがこの役の出発点です。

この作品を観終わると思わずクスッとなります。冒険に出かけたくなります。そして絵里の今後がとても気になります。1週間のヴァカンスを通じて絵里はどうなるのか。親戚のような気持ちで是非劇場にてお見守りください。
そしてコロナが落ち着きましたら、島根に足を運んでみてください。きっと素敵なご縁が皆さんを待っています。

小山梨奈 コメント

この度は「クレマチスの窓辺」が劇場公開される運びとなり、とても嬉しいです。
初めて脚本を読んだ時、主人公絵里が、1週間のヴァカンスで、街の人たちと出会い、少しづつ心が揺れ動いていく姿が愛おしく、共に冒険している気持ちになりました。私が演じた裕梨は、おそらく女性に嫌われるタイプの女性かなと。
そして、この小さな街に閉塞感を強く抱いている印象です。
なので彼女独特の女性らしさが腑に落ちました。
完成した作品を観た際、実は絵里だけではなく、街のみんなも絵里という存在によって変化していく様子が、島根の素晴らしいロケーションと共に描かれていて本当に美しかったです。
このとびきりのヴァカンスを、是非劇場で体験していただけますと幸いです。

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(c)Route 9

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