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前作「ボス・ベイビー」の25年後を舞台に、大人になった“ボス・ベイビー”ことテッドと兄ティムが、世界征服をたくらむ悪の天才博士に立ち向かう本作。ムロツヨシがボス・ベイビー役を続投した。
本作の感想を中田は「キャラクターが個性的で、僕もあんなふうにたくましく生きたいなと思いました」、新津は「自分がタビサ(ティムの娘)だったら、毎日楽しいだろうなと思いました。タビサがだんだん親離れしていく気持ちもわかるなって。でも、たまにはお父さんお母さんに甘えるのもいいかなと感じました」と述べる。それを聞いた石田は「僕がこの年頃のときは“どう生きるか”という意識はなかったですね……」と感心しつつ、「この作品、パパは(ダメージ)食らいますよね。うちは上の子が4歳なんですが、ほっぺへのキスをかわすようになってきました」と切ない親心を吐露した。
アフレコで意識したことについて、ティムとテッドの母ジャニスを演じた乙葉は「明るさと前向きなストレートさを隠さないよう生かして、そのうえで歳を重ねた声にしました」と回答。兄弟の父テッド・シニアを演じた石田は「歳を取った感じで演じたら、監督から『そういう小細工いらないです。今どきの若々しいおじいちゃんをやってください』と言われて(笑)。僕のは、いわゆる“ジャパニーズおじいちゃん”みたいになっちゃっていたようです」とエピソードを明かして笑いを誘う。
タビサのクラスメイトであるキャラクターにそれぞれ声を当てた中田と新津。オーディションでネイサン役をつかんだ中田は「『ボス・ベイビー』が大好きだったので、役が決まったときはびっくりして家でたくさんジャンプしました」「うなるシーンの演技が難しかったのですが、監督さんが笑ってくれたので緊張がほぐれました」と振り返る。一方メーガン役の新津は「かわいくて明るいタビサに意地悪なことを言うのは、ちょっと難しかったです」と話した。
映画のテーマにちなみ「家族の好きなところと、直してほしいところは?」という質問も。中田が「母は仕事はてきぱきできるんですが、出先に車を忘れて帰って来たりするところは直してほしい」と言うと、石田は「それは直してほしいね! 駐車料金が!」と悲痛な声を上げる。新津は「父にはかくれんぼのセンスを磨いてほしいです。いつも父は簡単に見つかってしまうようなところに隠れるんですが、すぐに見つけてしまったら父のプライドが傷つくと思うので……。見つけても『あれ? どこかな』ってわざと見逃して、3回目くらいにやっと『見ーつけた!』と言えるんです」と娘なりの気遣いを伺わせてキャストたちを笑わせた。
前作に続いてトム・マクグラスが監督を務めた「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」は、12月17日より全国でロードショー。
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