キアヌ・リーヴス「マトリックス」新作出演にわくわく、柴咲コウは再会果たし胸いっぱい

「マトリックス レザレクションズ」のイベントが本日12月7日に東京・esports銀座studioで行われ、日本版インスパイアソング「PARADOX」を手がけたHiro（MY FIRST STORY）、日本語吹替版キャストの柴咲コウが登壇した。

イベントの序盤には、本作の冒頭14分が上映された。柴咲は「またあの世界が堪能できるんだという高揚感がすごくて。わくわくが止まらない14分間でしたね」と声を弾ませ、「（自身の出演場面は）少しなんですけど、キアヌさんもいらっしゃいました。神のようでしたね」と声の出演をしたシーンを振り返る。

そしてHiroは「PARADOX」について「『マトリックス』の世界観ができあがっているので、それを壊さないように、自分のバンドの世界観と組み合わせて、いい作品になればと思いました」と言及する。インスパイアソングの制作にあたって過去のシリーズを見返したそうで「ヒューマンドラマの要素も詰まっていて、すごくメッセージ性のある映画だなと思いました」と印象の変化を伝えた。

続いて、キャストのキアヌ・リーヴスとキャリー＝アン・モスが中継で姿を見せた。リーヴスは「この瞬間を、とてもクレイジーな形で皆さんと分かち合えるのはとても最高です」と、モスは「本当ならその場に行きたかった。新しい『マトリックス』を心から気に入っていただければと思います」とメッセージを送る。「47RONIN」でリーヴスと共演経験のある柴咲は「感動するー！」と胸いっぱいの様子。そんな彼女に、リーヴスは「本当ならハグをしたり、直接笑顔を向けたかった。でもこういう形で再会できたことがうれしい」と声を掛けた。Hiroも「僕にとって青春の2人なので、このような形でお仕事できていることを光栄に思います」とリモートでの対面を喜ぶ。

最後にリーヴスは「この作品の出演オファーが来た日は、とてもわくわくする特別な1日になりました。『マトリックス』はポジティブな形で多くの方の心に触れた作品。そんな映画の一部になれてとても光栄」とコメント。モスは「私がトリニティに選ばれたことと、この役をまた演じられることは、とてもシュールだし人生で一番の素敵なこと」とほほえんだ。

「マトリックス レザレクションズ」は12月17日より全国ロードショー。