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本作は犯罪組織“ライダーズ・オブ・ジャスティス”が計画した列車事故で妻を亡くした軍人マークスを主人公にしたアクション。マークスは妻と同じ車両に乗っていた数学者オットーらの協力を得て、復讐に身を投じていく。ミケルセンと5回目のタッグとなる「アダムズ・アップル」の
映画批評サイトRotten Tomatoesで96%フレッシュの高評価を維持し、デンマーク・アカデミー賞では最多15部門ノミネート、4冠を達成した本作。ミケルセンが演じたのは、妻の死の知らせを受けアフガニスタンでの任務を離れた軍人マークスだ。悲しみに暮れる娘を前に無力感にさいなまれるマークスだったが、列車事故がある殺人事件の重要な証人を暗殺するための陰謀だったと知る。
ミケルセンは「妻が亡くなったあとも、マークスがその状況に対処できる唯一の方法は軍人らしく強い男であることでした。それは娘にとっても自分にとってもいい方法ではありません。幸運にも、2人の男が妻の死は事故ではなかったとマークスに伝えます。そこで彼は軍人としての能力を発揮して行動できるようになります。暴力によって答えを得ようとするのです」と、その行動を分析する。
殺しもいとわず、犯罪組織への復讐を着実に進めていくマークス。ミケルセンは、そんなマークスの内面を「彼は運命や神などのせいにすることなく誰かを責めることができます。彼の世界ではあらゆる現象に現実的な理由があり、それによって彼は対処することができます。それが彼のやり方。彼の心は明らかに傷付いているし、彼自身もその穴が大きくなりすぎると壊れてしまう気がしている。そして実際に壊れてしまうんです」と語っている。
「ライダーズ・オブ・ジャスティス」は2022年1月21日より東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。
じろさん(じろともトン) @jirotomoton
マッツ56歳の誕生日!主演作「ライダーズ・オブ・ジャスティス」インタビュー到着 - 映画ナタリー
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