松也が演じるのは、風呂光と同じ大隣署所属の若手巡査・池本優人。お調子者で署内のムードメーカー的存在だが、プライベートでは第1子出産を控えてナーバスな妻に手を焼いている。事件解明もさることながら、整の多岐にわたる知識や独自の思考によって家庭不破まで改善され、公私にわたってアドバイスを求めるようになる。
筒井は大隣署所属の警部・青砥成昭役で出演。冷静沈着で部下からの信頼も厚い青砥だが、誤認逮捕による冤罪事件を起こした過去がある。整と関わったことをきっかけに、これまで信じていた自身の考えに疑問を持ち、今一度過去の事件と向き合うことになる。
遠藤が扮するのは、大隣署の警部補・薮鑑造。家族やプライベートよりも仕事を優先に生きてきた薮は、刑事の鑑と呼ばれている。妻と一人息子を事故で亡くしているが、その際も捜査現場を離れられず、最後をみとることができなかったという悲しい過去を持つ人物だ。新キャスト3名のコメントは下記に掲載した。
「ミステリと言う勿れ」はフジテレビ系で2022年1月にスタート。相沢友子が脚本を手がけ、
ミステリと言う勿れ
フジテレビ系 2022年1月スタート 毎週月曜 21:00~21:54
尾上松也 コメント
今回の作品は今まで共演したことのないみなさんとのお仕事ということもあって、すごくワクワクしました。池本はどちらかと言えばムードメーカーのような、明るい刑事です。ですが、ドラマでは刑事としての真っすぐさというところは表現しようと。決していい加減な仕事をしているのではないという、そこにひとつの芯が通っているキャラクターとして演じようと思いました。
菅田将暉と共演してみて
僕は初共演になるのですが、演じていてとてもやりやすいというか、ストレスを感じることが全くない方です。収録の合間には、笑いの輪に入っているのですが、ふと気がつくと菅田さんは監督ととても真剣に話合っていて…。そういう切り替えもサッとできてしまうのもすごいと思いました。整の独特な空気感とテンポが醸し出す物語に、ぜひ惹き込まれてください。
筒井道隆 コメント
いただいた台本がすごく面白く、また原作も興味深い作品でしたので、これはぜひ出演させていただきたいとお受けしました。僕も整のように論理立てて考えたり、論破するのも好きなので…好きって言うのも変ですけど、そういう思考の人間なので、すごく共感できました。
菅田将暉と共演してみて
すごい方だと思いました。収録初日にお会いした時は、菅田くんは風貌から原作の整のイメージ通りで“あっ、こういうストイックなアプローチで演じるのか”と。
コロナ禍で、一見ホワッとした感じの整の言葉、繊細な分析や気づきに共感できると思います。イジメや虐待についての難しい問題などもストーリーに出てくるんですが、整のグローバルな考え方から違う視点に“気づくこと”の大切さを、ぜひ感じていただきたいです。
遠藤憲一 コメント
最初にいただいた台本を読んだのですがビックリしました。全てのト書きや“…”、隅々までちゃんと意味がある、相当高度な台本だったので、まずそこに感動して、ぜひ出演したいと思ったんです。主人公の久能整が話す一言、一言が胸にズキンとくる…家族との向き合い方とか、自分にもそういうところがあるのかなぁ?と、かなり突き刺さりました。整が普段の僕たちが見過ごしがちで、考えたこともなかったような心の中を見透かしてくるような? これは視聴者の方にも、きっと共感していただけるのではないかと思います。
菅田将暉と共演してみて
菅田くんは、心がとてもデリケートだということが体からにじみ出すような人ですね。だからこそ、芝居でも歌でも国民的スターになっちゃう、本当に稀有な存在なんだと思います。僕は父親のような気分で“がんばってるなぁ”と菅田くんを見ていました。
映画ナタリー @eiga_natalie
尾上松也、筒井道隆、遠藤憲一がドラマ「ミステリと言う勿れ」に出演(コメントあり)
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