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1979年に放送された「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」をモチーフに、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」に続く物語を全2章で描く本作。古代進役で小野大輔、森雪役で桑島法子、真田志郎役で大塚芳忠も出演している。
10月8日に前章が封切られ、山寺は「『ヤマト』は第1作放送当時の中学生のときから観ています。これまで応援している同世代の皆さんと一緒に、僕も観客席で観たいくらいです」と喜びのコメント。福井は「コロナ禍の前から脚本は完成していましたが、不気味なほどに今とリンクしていると思います。今の時代の不安が、土門を通じて体現できたと思います」と振り返り、安田は「新しい要素を加えながらも、原作の演出を意識して制作しました。原作からのファンは思い出とともに楽しんでほしいです。特に『ヤマト』の音楽は存在感があり、主役の1つと捉え大事にしました」と思いを明かした。
続いて自身の演じたキャラクターについて聞かれ、山寺は「デスラーは感情を表に出さないキャラクター。本作ではガミラスが大変なことになりますが、彼が胸の内に押さえ込んでいる思いを意識して演じました」、井上は「苦しみを背負いながら孤独に戦うスターシャの姿に、自分も『がんばれ』と思いながら演じました」と収録を回想。畠中が「まっすぐで不器用な性格の演じ方が難しかったです。土門の抱えている思いを知っていただき、彼の素直な魅力が受け入れてもらえたらうれしい」と答えると、山寺は「祐とぴったりだった」と印象を述べる。
また西崎は「シリーズの中でも特に好きな作品の1つになった。安田監督による本作の映像表現は『ヤマト』において初めての経験で、新鮮でした」と賛辞を贈り、安田は「大きなタイトルを預かるにあたり、大事にされている世界観を受け継ぎ、楽しんでもらうことを意識して作りました。大きなスクリーンと音響で楽しんでください」と呼びかけて舞台挨拶を締めた。
「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」は全国36館で上映中。「
※西崎彰司の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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【イベントレポート】「宇宙戦艦ヤマト2205」前章公開に喜び、山寺宏一「僕も観客席で観たい」
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