斧で破壊したドアからのぞく男、「殺人鬼から逃げる夜」“最恐”シーンを公開

韓国映画「殺人鬼から逃げる夜」より本編映像の一部がYouTubeで公開された。

本作は耳の聞こえない女性ギョンミが、連続殺人事件の目撃者として殺人鬼ドシクに追われるさまを描くスリラー。「リトル・フォレスト 春夏秋冬」のチン・ギジュがギョンミ、「コンジアム」のウィ・ハジュンがドシクを演じたほか、パク・フン、キル・ヘヨンらが出演。監督、脚本のクォン・オスンは本作でデビューを果たした。

今回解禁となったのは、自宅に忍び込んだドシクに襲われ、ギョンミが絶体絶命の状況に陥るシーン。聴覚が不自由なギョンミにとって、扉の外で何が起きているか探る唯一の術は、ドアに手を当てて物音の振動を確かめること。彼女が恐る恐る近付くと斧がドアを突き破り、壊れたドアの隙間から顔を出したドシクは冷静なトーンで語りかける。

スタンリー・キューブリックの「シャイニング」をオマージュしたこのシーンを、ウィ・ハジュンは「ドシクは彼女をただ単に殺そうとはせず、極限の恐怖に追い詰め、その状況をまるでゲームでもしているかのように楽しんでいる。背筋が凍るようなドシクの殺人ゲームが最高潮に達した瞬間という意味で、もっとも恐ろしいシーンではないかと思う」と振り返った。

「殺人鬼から逃げる夜」は9月24日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。

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