ドラマスペシャル「欠点だらけの刑事」が9月22日にテレビ朝日系で放送される。
本作は、2018年2月に放送された第1弾に続くミステリー。潔癖にして神経質、こだわりが強くて人間嫌い、トラウマだらけで臆病者、自分の興味がないことには無関心な刑事・百野冬美男を
百野とコンビを組むことになる新人刑事・一ノ瀬貴一役で
小日向は「百野は笑わない人間ですが、実は1カ所だけ笑うシーンがあるんです。普段笑わない人間が笑うシーンはみどころです。あと、百野は昔のトラウマで苦手なものがさまざまあるのですが、そのトラウマのシーンがたくさん出てくるところも楽しいですよ」とドラマをアピールしている。
櫻井剛が脚本、
ドラマスペシャル「欠点だらけの刑事」
テレビ朝日系 2021年9月22日(水)20:00~21:48
小日向文世 コメント
再び百野冬美男を演じた感想
ちょっと特殊なキャラクターである百野冬美男をもう一度演じることができて、とてもうれしかったです。ただ、前作よりセリフも多かったので、そこは大変でした。百野は言葉が口からパーッとよどみなく出るタイプなので…(笑)。
こういうキャラクターはありそうでないですから、とにかくリアリティーを持たせることに力を入れました。「小日向さんってもしかしてこういう人?」なんて思わせることができたら、役者として本望ですね。もちろん、実際の僕とは全然違いますけど…(笑)。百野は相手を傷つけることなど気にせず、どんなことでもズケズケ言いますが、僕自身はまわりを気にして口にしないことが多いですから!笑
百野と自身が似ているところ
細かいことに固執しちゃうところでしょうか。たとえば「今日はこれを着よう」「この眼鏡で行こう」と思っていたのにそれが見つからないと、家中探し回って見つかるまで出かけられないことがあります。劇団時代は、それが原因で遅刻したこともありました。
工藤阿須加と共演してみて
森口瑤子さんが演じた前作のパートナー・万城目千鶴は口うるさい設定でしたが、今回、工藤くんが演じる一ノ瀬貴一は体力が取り柄というタイプだから、百野は最初から相手にしていないんです。でも最後の最後で少し距離が縮まるところがあるので、そこを見ていただきたいですね。
工藤くんとは撮影の待ち時間にいろいろな話をして、楽しかったですね。まさかお父さん(=福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督)のしつけがあんなにも厳しいとは! よくぞねじ曲がらず、素直な青年に育ったなと感心しました(笑)。
撮影で印象に残っていること
監督がとにかくにぎやかな人で…。声は大きいし、なんでも自分で動いちゃうし、日々現場で走り回っているんですよ。ずーっと大声で喋りまくるもんだからセリフ覚えに集中できなくて、“集中させてくれ!”って思ってました(笑)
視聴者へのメッセージ
百野は笑わない人間ですが、実は1カ所だけ笑うシーンがあるんです。普段笑わない人間が笑うシーンはみどころです。あと、百野は昔のトラウマで苦手なものがさまざまあるのですが、そのトラウマのシーンがたくさん出てくるところも楽しいですよ。刑事ドラマにはなかなかいない変わったキャラクターなので、ほかにはないミステリーを楽しんでほしいですね。
映画ナタリー @eiga_natalie
小日向文世の主演ドラマ「欠点だらけの刑事」第2弾放送、工藤阿須加が新人刑事に(コメントあり)
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