大好きな父親が女性になった、「パーフェクト・ノーマル・ファミリー」12月公開

デンマーク映画「A Perfectly Normal Family（英題）」が、「パーフェクト・ノーマル・ファミリー」の邦題で12月24日に公開される。

本作の主人公は、サッカークラブに所属する11歳の少女・エマ。彼女は幸せな家庭で充実した日々を送っていたが、ある日両親から離婚することを告げられる。離婚の理由は父親のトマスが女性として生きていきたいと決意したこと。トマスが性別適合手術を受ける現実を受け入れられないエマだったが、父親のことが大好きな彼女は、葛藤の果てに自分の本当の気持ちに気付いていく。

デンマーク・アカデミー賞で9部門にノミネートされ、メイクアップ賞、児童青少年映画賞を受賞した本作。11歳のときに父親が女性になった経験を持つマルー・ライマンが監督と脚本を担当した。出演にはカヤ・トフト・ローホルト、ミケル・ボー・フルスゴー、リーモア・ランテ、ニール・ランホルトが名を連ねる。

「パーフェクト・ノーマル・ファミリー」は東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。