ネットラジオ「禍話(まがばなし)」がドラマ化。
「禍話」は、猟奇ユニットFEAR飯の語り担当・かぁなっきが日常の中で独自に集めたリアルな怖い話を相槌担当・加藤よしきに語り聞かせるスタイルで2016年にスタートした怪談ネットラジオ(ツイキャス)。ドラマでは水谷が相槌担当・加藤よしの、入野が語り手のかぁなっきを演じ、インターネットで生配信する“怖い話”が、謎だらけの怪奇現象を引き起こしていくさまが描かれる。
水谷と入野に加え、
水谷は「ドラマ『禍話』はテレビで放送ができるのかな?って思ったくらい怖い作品。そして、視聴者の方々も“体験”する巻き込み型の本格ホラー作品です。ぜひ『禍話』を観て、眠れない夜を過ごしてください(笑)」とコメント。入野は「テレビ放送で出来る“限界値”まで攻めている作品なので、ホラー好きの方にはもれなく観て頂きたいですね」と呼びかけた。
「ほんとにあった怖い話」の酒巻浩史が脚本、「世にも奇妙な物語」の
スペシャルドラマ「禍話」
ABCテレビ 2021年7月11日(日)23:00~23:55
※放送後にTVer、GYAO!、YouTubeチャンネル「オカルト部」で本編を放送
※配信サービスRadiotalkで音声コンテンツとしての配信を予定
水谷果穂 コメント
怖い話はわりと好きな方なんです。YouTubeで怖い話を検索して観たりもするんですが、今回「禍話」のお話をいただいて、台本を読んでいたら“これはかなり怖いやつだ…”と感じて、途中で一回台本を置いたほどでした。「禍話」のFEAR飯さんのことを調べてみたら「例の女」のエピソードのことがたくさん出てたんです。リライト(配信内容をより怖く書き起こすこと)すると“何かを呼び寄せちゃう”というのがとても怖くて、「禍話」はいくつか聴いたんですが「例の女」のエピソードはまだ聴けていないんです。ドラマで演じるということもあり、“何か”を刺激しないようにしようって感じました…。ホラー作品ということもあって、撮影に挑む前には細心の注意を払って臨むようにしました。神社へお参りへ行って、撮影にはお守りとお塩を持参していました。
撮影は、とても楽しい現場でしたが、不思議なことも…。誰のものでもない硬貨がよく落ちていて、「どこから湧いてきたんだろうね」ってスタッフさんと話すことが何度かありましたね。あとは、とある部屋で撮影している時のこと。壁にかけてあった小さな絵が急にバンって落ちてきて、真下に落ちたら誰も居ないところに落ちるはずなのに、なぜか斜めに落ちて入野さんのメガネにぶつかって、そこからまた斜め方向にはじけて私の足元に飛んできたんです。入野さんやスタッフさんと「説明のできない動線で落ちてきた!」ってざわついたんですけど、不思議な体験でしたね。なんだったんだろう?
ドラマ「禍話」はテレビで放送ができるのかな?って思ったくらい怖い作品。そして、視聴者の方々も“体験”する巻き込み型の本格ホラー作品です。ぜひ「禍話」を観て、眠れない夜を過ごしてください(笑)。
入野自由 コメント
ホラー作品は観たり読んだりするのは好きなんですが、演じるのは難しいと感じていたので、オファーを頂いたときは不安もありました。ただ、ここ数年、いろんなことにチャレンジしたいと考えていて、これまで苦手意識のあったドラマなどの映像作品にも挑戦したいと思っていたところにお話をいただけたので、嬉しかったです。しかも、後藤庸介監督、脚本の酒巻浩史さんとご一緒できるチャンスはそうそうないので、精一杯チャレンジしよう!と思いました。
出演が決まってから、演じる上で参考のためにも「禍話」のツイキャスを何本か拝聴しました。僕、香りが好きでお香を炊いてツイキャスを聴いていたんですが、禍話が佳境を迎えた頃に、空気清浄機がお香の煙に反応したのかすごい音を出し始めて、その音とともに、窓から風がブワーってすごい勢いで吹き込んできたんですよ(怖)。怖くてビックリしてツイキャスを止めてしまったので、あの話のオチは今も知らないままなんです。ホラー作品なので、ちょっとした出来事を関連付けちゃいがちなんですよね。台本を読んでいる時に写真立てが倒れるとか、掛けていたものが落ちるとか…。あまり気にしないようにはしているんですが。
ドラマ「禍話」は、テレビ放送で出来る“限界値”まで攻めている作品なので、ホラー好きの方にはもれなく観て頂きたいですね。スタッフさんが今の時代にどんなホラー作品を提示したいかということを練りに練って作り込んでいるので、僕自身も“ホラー好きに挑戦”という思いもあります。ホラー作品って鑑賞する環境も影響すると思っていて、ホラーが苦手な方は明るい部屋で家族や友達と一緒に見ると楽しめると思います。ホラー好きな方におすすめなのは部屋を真っ暗にして、ヘッドホンで観るとより恐怖に没入して鑑賞できると思います。
後藤庸介 コメント
コロナ「禍」で露わになった、僕ら人間たちの「無責任」に警鐘を鳴らすべく作りました。キャスト陣の怪演対決がスゴいことになってしまって(笑)、日曜の23時台に放送できるのか、今はただ不安です…。
FEAR飯(かぁなっき・加藤よしき)コメント
まさか地上波で、あのエピソードが、あの方が、映像化されるとは!
まさか自分と加藤君を、プロの役者さんが演じる日が来るとは!
おまけに加藤君は(私の勝手な想像ですが、多分、むさ苦しいという理由で)女の子にチェンジ! いやあ、怖い話を続けると良くないことが起こるって本当ですね。
……というのは悪い冗談ですが、ネットの海に怖い話の種をまき散らしている愉快犯としては「ほん怖」の脚本家、「奇妙」の監督という望外&万全過ぎる布陣に、ただただ唖然呆然。一視聴者として、ホラードラマ好きとして、本当に楽しみな作品です。唯一の懸念は、怖すぎて、「いい年してトイレに行けなくなったじゃねえか!」「ウチにもお化け来たんですけど!」「加藤って本当はオッサンじゃないか!」みたいな苦情が来るんじゃないかって事ですが、そこら辺はいわゆる自己責任というヤツで、よろしくお願いします!
水谷果穂の映画作品
リンク
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
水谷「ドラマ『禍話』はテレビで放送ができるのかな?って思ったくらい怖い作品。そして、視聴者の方々も“体験”する巻き込み型の本格ホラー作品です」/水谷果穂と入野自由が共演、猟奇ユニット・FEAR飯の「禍話」ドラマ化 - 映画ナタリー https://t.co/xAsbnJzJ00