オール韓国ロケで制作された本作。それぞれ心に傷を持つ日本人と韓国人の家族がソウルで出会い、旅路をともにするさまが描かれる。妻を病気で亡くしたシングルファーザー・青木剛を
このたび「ぼくたちの家族」「バンクーバーの朝日」やドラマ「乱反射」で石井と組んだ妻夫木をはじめ、石井の監督作「生きちゃった」に出演した
「アジアの天使」は7月2日より東京・テアトル新宿ほか全国でロードショー。
妻夫木聡(俳優)コメント
絶望からみた光はなんだかとても眩しくて、
羨ましくも感じるほど愛に溢れていた
最後、自分に流れた涙の意味はなんだろう
意味なんて必要ないのかもしれない
生きている
ただそれだけで素晴らしいことなんだ
大島優子(女優)コメント
言葉は時には不便になる。時には力にもなる。
国籍が違っても、言葉が通じ合わなくても、
そこに慈しみの心が共鳴して愛という形が造られる。
不器用に生きる愛しい登場人物たちは、
わたしの目には“人間”ではなく、“天使”に映りました。
國村隼(俳優)コメント
それと気づかないうち、現実世界の問題を描きながら、
「こうであれば良いのにネ…」とささやかれているような、
そんな監督の思いが伝わって来るようでした。
この作品のように、日本映画がもっともっと海外に出て、
ハイブリッドとして強くなるのを願っています…。
ハン・イェリ(俳優)コメント
天使を見たことがある二人の主人公は、それぞれが経験した同じ喪失を媒介に、
お互いの人生を受け入れるために努力し、先の見えない未来を共に生きてみようとする。
あなたは信じないだろうけど、あなたという悲しげで壊れやすい存在は、
いつも他人に頼って生きている。だから恋愛したり、一緒にビールを飲んだりできるんだ。
チェ・スヨン(俳優)コメント
文化も言葉も違う二つの家族が出会い、お互いの傷を慰め、癒していく。
共にした長い旅の終わりに皆で一緒に食べる美味しい晩ご飯のような、
そんな素朴な幸せだけで満足する人たちが増えたなら、
天使はどこでも見つけられるはず。あなたは信じないだろうけど。
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マツダイラ @matsudairas
石井裕也監督「アジアの天使」に大島優子さんからもコメント。
これもまた必要な「インプットの時間」ですね。
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