ホアン・フイチェンが自身の母親にカメラを向けた本作。同性愛者である母親との対話や、身近な人々へのインタビューを通して、他人同士のように冷え切ってしまった関係を修復する過程が収められる。第67回ベルリン国際映画祭パノラマ部門にて、LGBTをテーマにした作品に贈られるテディ賞を受賞。「台湾巨匠傑作選2021―侯孝賢監督デビュー40周年記念 <ホウ・シャオシェン大特集>」の特別上映を経て、このたびの公開に至った。
ポスタービジュアルには「カメラの前なら、『言える』『聞ける』こともある」というコピーとともに、背中合わせに配された母と娘の素描イラストが。またYouTubeで公開された予告編には、女性としての役割を押し付けられながらも生きてきた母の言葉や、彼女の元恋人の証言などが切り取られた。
ホウ・シャオシェンの映画作品
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同性愛者である母の本心とは?ホウ・シャオシェン製作の台湾ドキュメンタリー公開(動画あり) https://t.co/oaaxr9iynH