米Amazonが映画会社MGM買収で配信強化、「007」プロデューサーは劇場公開に言及

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米アマゾン・ドット・コムが、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)を84億5000万ドル(約9200億円)で買収する契約を結んだと日本時間5月26日に発表した。

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1924年に設立されたMGMは、およそ1世紀にわたって映画やテレビのコンテンツを手がけてきた大手エンタテインメント会社。「12人の怒れる男」「ロッキー」「羊たちの沈黙」や「007」シリーズなど4000本以上の映画作品、1万7000本のテレビ番組という世界有数のライブラリーを所有している。

今回の買収は、これまで主にテレビ番組の制作に注力してきたアマゾンスタジオの活動を補完するもの。コロナ禍以降ストリーミングサービス界を席巻している加入者獲得競争において、アマゾンはMGMの莫大な資産を得ることでライブラリーを強化していく狙いだ。

なおIndieWireによれば、「007」シリーズの最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に関してプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンは「我々は世界中の観客のために、ジェームズ・ボンドの映画を作り続けることを約束します」と共同声明を発表。あくまで劇場公開を行う方針であることを強調している。

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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

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norisan🤗 @norisan_1_

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