「千と千尋の神隠し」舞台化、千尋役は橋本環奈と上白石萌音

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宮崎駿の監督作「千と千尋の神隠し」の舞台化が決定した。

左から橋本環奈、上白石萌音。

左から橋本環奈、上白石萌音。

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映画「千と千尋の神隠し」ビジュアル (c)2001 Studio Ghibli・NDDTM

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2001年に公開され、2003年に米アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞した「千と千尋の神隠し」。舞台化にあたり、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の世界初演の潤色・演出を担った英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのアソシエイトディレクター、ジョン・ケアードが翻案と演出を手がける。かねてより「千と千尋の神隠し」のファンだったケアードは、来日時にスタジオジブリの鈴木敏夫と宮崎に対面し、舞台化の許しを得た。主人公の千尋役はダブルキャストとなり、舞台初挑戦となる橋本環奈と、上白石萌音が担当する。スタッフ・キャストのコメントは以下に掲載した。

舞台「千と千尋の神隠し」ビジュアル

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舞台「千と千尋の神隠し」は2022年2月と3月に東京・帝国劇場、4月に大阪、5月に福岡、6月に北海道・札幌、6月と7月に愛知・名古屋で上演される。

※宮崎駿の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

鈴木敏夫 コメント

ジョンはいい奴です。
ぼくも宮崎も彼のことを気に入りました。
カオナシの貯金箱をあげたら、喜んでいた。
今回の舞台で千尋を大きく育てて欲しい。

ジョン・ケアード コメント

「千と千尋の神隠し」初の舞台化に関わっていることに大変興奮し、光栄に思います。長い間、宮崎駿さんを映画界における卓越した天才、アニメ分野における最も偉大な主唱者だと考えてきました。
私は、宮崎作品の主要なテーマ全てに同調しています。「千と千尋の神隠し」の世界の核をなすテーマ──環境を慮る、自然を敬う、我々に宿る善良な精神の力を信じる、そして世界を良い方向へ変える権限を若者に与える、というテーマに。
スタジオジブリ、その寛大かつ独創的なチーフ・プロデューサーである鈴木敏夫さんとの新たな関係を通じて、「東宝」の愛する友人たちとのパートナーシップを深めることを心待ちにしています。
千尋役はダブルキャストになっていますが、「ナイツ・テイル」で楽しく共同作業をした、素晴らしくて魅力的な上白石萌音さんと再び仕事できるチャンスを得るのと同時に、才能豊かで活き活きと感動的な若手女優、橋本環奈さんとも同様の機会を持つことが可能になりました。
すでに「千と千尋の神隠し」に千時間を費やしていますが、これから費やす幾千という時間も楽しみでなりません。

橋本環奈 コメント

帝国劇場で初舞台に挑む心境

映画で初主演を務めさせて頂いた時と同様、舞台で初主演という事は私の人生で当然ながら1回限りの事。プレッシャーや不安が無いと言ったら嘘になりますがまずは私らしく、今回の初舞台楽しくのびのびと演じたいと思います。それがお客様方が喜んで頂ける舞台に繋がると信じているからです。

千尋役への思い

映画を観た時はまだ小学生だった私がこの千尋を演じるんだなと思うとまさに感無量の一言に尽きます。それも世界初公演! 日本の宝とも云うべきこの作品はおそらくこれから何回も上演されるのだと思います。その舞台の歴史を自分たちが作ってゆくのだと思うと強く責任を感じます。何年か先の未来に「千と千尋の神隠し」という舞台の第一回、世界初上演を私たちが演じたと誇りを持てるように、命ある千尋として舞台の中で生きたいと思います。

観客に生でエンタテインメントを届けることへの思い

期待通りであったり、予想を裏切ったりが生のエンターテイメントであってその完成に不可欠のお客様をお迎えして初めて成立するものが舞台というエンターテイメントではないかなと常々思ってきました。是非私たちと共に同じ空間、同じ時間をお客様にも私達役者を通して存在し生きて頂きたいなと思います。

上白石萌音 コメント

千尋役への思い

言わずと知れた名作のタイトルロールを演じる日が来るなんて思っていませんでした。時代も国境も超えて愛され続ける作品の1ピースになれるのは大変光栄なことです。既に緊張していますが、素朴で勇敢な少女を、リスペクトを込めて演じさせていただきます。

ジョン・ケアードとの「ナイツ・テイル」以来の再タッグについて

「ナイツ・テイル」の稽古場は、チーム全員で試行錯誤を繰り返す、とてもクリエイティブな空間でした。あの充実感を再び味わえると思うと胸が高鳴ります。ジョンはとても情に厚い方で、作品とカンパニーのひとりひとりを、心から愛し考えてくださいます。その愛に応えられるよう、日々励んでまいります。

観客に生でエンタテインメントを届けることへの思い

自粛明けに初めて劇場の椅子に座った時、心身が喜ぶのを感じました。配信でも多くの作品を享受できるようになりましたが、それでもわたしはやはり劇場に行きたいと思ってしまいます。人と人との距離が遠くなってしまった今、同じ空間で過ごせることがいかに尊いか痛感しています。本作の上演の頃には、皆様が安心して劇場に足を運べる世の中になっていますようにと切に願っております。

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