コムアイがVR映画祭のアンバサダーに就任、上映作品やトークイベントの詳細も発表

VR映画のみを対象とした映画祭Beyond the Frame Festival（ビヨンド・ザ・フレーム・フェスティバル）のアンバサダーにコムアイが就任。加えて上映作品19本が発表された。

「Beyond the Frame（枠組みを超える）」をテーマに掲げ、VR映画にフォーカスを当てる本映画祭。日本からは清水崇が西村喜廣と共同で監督した「おうちに行こう」や上田慎一郎の監督作「ブルーサーマル VR －はじまりの空－」、藤井道人による「宇宙でいちばんやさしい時間」などがラインナップに並んだ。また全8回のトークイベントの開催が決定。 作家・上田岳弘と監督陣のセッション、土居伸彰や矢田部吉彦が出演するイベントが行われる。園子温、大宮エリー、福田淳、コムアイが一堂に会するクロージングセレモニーなども開催予定だ。

作品の視聴URLは2月12日11時頃に、映画祭公式サイトおよびバーチャル会場で公開される。一部作品の鑑賞は有料。作品視聴、トークイベントについての詳細は映画祭公式サイトで確認しよう。なおYouTubeではコムアイのメッセージ動画および映画祭の公式PV第2弾が視聴可能だ。コムアイは「VR映画はまだこれから育つ業界で、製作の規模も作品によって様々です。観る人も作る人も育つように、良い議論が広がることを願っています！」とコメントしている。

Beyond the Frame Festivalは、2月12日から21日にかけてオンラインで開催。上映作品一覧、トークイベントスケジュールは下記の通り。

コムアイ コメント

VRの映画を観るとき、後ろを振り返ったり、足元を見たり、頭上を見上げたり、空間を自分で歩き回ったり。球体の中にいる感覚です。これに慣れたら、四角い画面をむしろ不思議に感じるかもしれないと思いました。自分のアクションがストーリー進行に影響するようなインタラクティブな映画作品は、ゲームとの境界も曖昧になってきます。じゃあ映画ってなんだろう、という問いも生まれてきます。VR映画はまだこれから育つ業界で、製作の規模も作品によって様々です。観る人も作る人も育つように、良い議論が広がることを願っています！ 個人的にもどんな世界を体験させてもらえるのか、とても楽しみです！