登壇しトロフィーを手にした水川は、重みに顔をほころばせる。「
夏場に行われたという「喜劇 愛妻物語」の撮影を振り返り、水川は「最初から最後までずっと怒っている役なので、エンジン全開で暑さに負けないようにしていました」と語る。「
「アンダードッグ」前後編で崖っぷちボクサーの晃を演じた森山は、舞台出演のため表彰式への出席が叶わず、VTRでコメントを発表。2012年に森山は「苦役列車」で主演男優賞を受賞しており、過去に同賞を2回以上獲得した俳優には原田芳雄、役所広司、真田広之、三國連太郎らが名を連ねている。森山は「皆様の名前を聞かせていただいて、大変(受賞の)重みが増しております。この作品に関わってくださった皆様に心から感謝しかございません」と恐縮する。
また、森山は「映画も含めてエンタテインメントの世界がどんなふうに変容していくのかわからないですが、僕自身はあんまり変わってないですね。ふらふらしている人間で、柔軟に生きているつもりなので、これからも軽やかに表現の世界を生きていけたらと思います」と述べる。なお会場には「喜劇 愛妻物語」で監督を務め、「アンダードッグ」の脚本を担当した足立紳の姿もあった。
「キネマ旬報ベスト・テン」は、1924年度に当時の編集同人の投票によってベストテンを選定したことを発端とする映画賞。映画ナタリーでは表彰式の模様を引き続きレポートする。
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さゆ @urara333
水川あさみがキネ旬主演賞に笑顔、森山未來は2度目の栄誉に「重みが増してる」 https://t.co/1TNtC36fy1
わぁ、未來くん!アンダードッグで!