劇団ノーミーツ、藤井道人、上白石萌歌ら選出のリモートフィルム発表

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東宝とALPHABOATによる才能発掘プロジェクト「GEMSTONE(ジェムストーン)」第6弾企画「リモートフィルムコンテスト」の受賞作品が決定した。

グランプリ「viewers: 1」ビジュアル

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藤井道人賞「NEGOTIATOR ネゴシエーター」ビジュアル

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上白石萌歌賞「The Same Rain」ビジュアル

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「GEMSTONE」はアニメーター、イラストレーター、作曲家、シンガー、役者、タレントなど、さまざまなクリエイターを発掘し、さらなる活躍の場を提供するプロジェクト。「リモートフィルムコンテスト」では、コロナ禍にリモート演劇を発表して話題となった劇団ノーミーツとコラボレートして140秒以内の“リモートフィルム”を募集した。

ROBOT賞「生きてるから、」ビジュアル

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審査員として劇団ノーミーツのほか、映画「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」の監督・藤井道人、2011年に第7回東宝シンデレラオーディションでグランプリを受賞した上白石萌歌、「太陽は動かない」などを手がけたROBOTのプロデューサー・古屋厚、実写版「映像研には手を出すな!」などを手がけた東宝のプロデューサー・上野裕平が参加。1月に最終審査会が行われ、5つの受賞作が決定した。グランプリ受賞者はオリジナル脚本による作品を東宝のプロデューサーとともに企画・制作する。

劇団ノーミーツ賞「リモート除霊サービス【リモジョ】」ビジュアル

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グランプリは小林洋介と針谷大吾による「viewers: 1」が受賞。劇団ノーミーツ主宰の広屋佑規は「リモートでありながら、あえて一人撮影、ロケに挑戦する試みも面白かったですし、そこにVFXを加えてその世界を表現するアイデアも力強かった。審査員満場一致での選出でした」と評した。このほか藤井道人賞、上白石萌歌賞、ROBOT賞、劇団ノーミーツ賞も発表に。受賞作品と審査員による講評は以下の通りだ。なお入賞作品を含めた1次審査通過作品は、すべてGEMSTONEのYouTube公式チャンネルで公開中。

受賞結果

グランプリ

「viewers: 1」(応募者名:小林洋介、針谷大吾)

広屋佑規 講評

リモートという定義の中で“こう来るか!”と作品の世界観に驚かされました。リモートでありながら、あえて一人撮影、ロケに挑戦する試みも面白かったですし、そこにVFXを加えてその世界を表現するアイデアも力強かった。審査員満場一致での選出でした。

藤井道人賞

「NEGOTIATOR ネゴシエーター」(応募者名:Miles Takeo Lobo)

藤井道人 講評

一部屋という狭い世界観での物語ではあるものの、ルックからカット割り、音まで非常に高いクオリティで制作されていました。インドにお住いのようなので、いつか直接お会いできることを楽しみにしております。僕も頑張ります。

上白石萌歌賞

「The Same Rain」(応募者名:鈴木士

上白石萌歌 講評

リモートツールは距離を感じさせないようにするための手段だと思いますが、その距離を利用して作品をつくるという切り口に新しさを感じました。また、歌や音楽の力を感じて清々しくなりました。いつか音楽や映像作品でご一緒させて頂きたいです。

ROBOT賞

「生きてるから、」(応募者名:上本真央)

古屋厚 講評

リモートでの制作環境や短い尺の中に絞り込んだ登場人物とシチュエーションが秀逸でした。キーアイテムとなる小説や主人公の表情など敢えて表現を抑えたことで主人公の置かれた環境など視聴者によって多様な受け取り方ができ、広がりを持つ作品という点で選ばせて頂きました。

劇団ノーミーツ賞

「リモート除霊サービス【リモジョ】」(応募者名:宗像璃比人)

林健太郎(劇団ノーミーツ)講評

このご時世になり、滅入ることも多くなった中、純粋に大笑いしました。これぞ、リモートならではのアイデア。これからもリモートに限らず、沢山の人に愛される作品を作り続けて下さい!

審査全体の講評

藤井道人 コメント

時代によって後押しされた自由さが、リモートフィルムにはあるんだなと再認識させて頂きました。日々刻刻と変わりゆく中で、自分自身がどのような作品を前向きに撮ればいいか、分からなくなる時もある。ただ、そんな自分を鼓舞して、今までと変わらず丁寧に作品作りを続けたらと思っています。

上白石萌歌 コメント

充実した時間であっという間でした。それぞれのプロフェッショナルの方々と色々な観点で議論が出来て非常にタメになりました。リモート環境で撮影をするというのは孤独な作業だと思います。その中で作品を届けようとするその底力に触れて、私自身も熱量を忘れずに初心に戻ろうと思いました。
いつ撮影が出来るか分からないですし、この環境下でエンタメという定義もどんどん変化していくと思いますが、自分ができること、お芝居をやっていきたいと思いました。

古屋厚 コメント

お一人で圧倒的熱量をもって作り上げた作品、リモートという環境でありながら大勢で作り上げた作品、両方を見られたことが非常にいい経験になりました。今回の応募者の中で映像をお仕事にされている方は少ないかもしれませんが、新しい切り口がどの作品にもあり、選考は非常に悩みました。各受賞した監督とは機会があれば是非お仕事をご一緒させて頂きたいです。

広屋佑規 コメント

劇団ノーミーツも共催として参加させて頂き、どんなリモート作品が集まるのか楽しみにしていましたが、これだけ幅広い作品が揃ったこと自体が希望だと感じました。Zoom以外の手法を用いたリモートの可能性を追求する作品も印象的でしたし、コロナ禍といった限られた状況であっても、私達は新たな表現を見つけることができるのだと、改めて再認識しました。

林健太郎 コメント

リモート、140秒というかなりハードな制約に対して、逆手にとって楽しんでやろうという姿勢をどの作品からも感じ、一制作者として刺激を貰えました。
この時代になってネガティブなニュースで溢れかえっている今、エンターテイメントが担うものの大きさは日に日に大きくなってきていると思う。だからこそ、制約や逆境にも負けない、目の前のひとりの心を動かす強い作品が生まれるべきだし、自分もつくりたいと思っています。

上野裕平 コメント

緊急事態宣言になり不要不急と言われていたエンターテイメントですが、蓋を開けると多くの人に必要とされていることが分かり、勇気をもらいました。
今回、前向きな作品が凄く多かったことが、まず嬉しかったです。こういう状況下でも頑張ろう、と思えるメッセージ性の強い作品も多かったです。
自分自身も今後、グランプリ作品のように、こういう状況でも“その手があったか”と思える、膝を打つアイデアを探していきたいです。

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