アルベール・カミュの小説をもとにした「異邦人」は、第2次世界大戦前のアルジェリア・アルジェで、会社員のムルソーが母の訃報を受け取ったことから展開。その後太陽がまぶしかったという理由でアラブ人を射殺してしまった彼は、裁判所で死刑を宣告される。
今回スクリーンにかけられるのは、本邦初公開となるイタリア語バージョン。日本では1968年に英語版が公開されたのち、1970年代には短縮日本語吹替版がテレビ放映されている。しかし複雑な権利関係や映像原版が散逸してしまったことなどを理由にソフト化されず、ヴィスコンティの特集上映以外では鑑賞が困難になっていた。
「
ルキノ・ヴィスコンティの映画作品
リンク
関連商品
杉本穂高@初書籍「映像表現革命時代の映画論」発売中!! @Hotakasugi
ルキノ・ヴィスコンティ監督作「異邦人」のデジタル復元版が3月上映 - 映画ナタリー https://t.co/XT7nNGXwQH