本作は働き方改革で突如時間ができた刑事が、アフター5の体験を利用して事件の真相に迫っていくドラマ。ドラマ初主演の菊之助が、鋭い観察眼を持ち“捜1のハシビロコウ”と呼ばれる主人公・広橋航を演じる。
玉城は大手コンサルタント企業から警察署に派遣され、広橋たちの勤務状況を徹底的に管理する九路五月役に起用された。常に効率を考えて動き、時に非情な一面を見せる九路は、時間さえあれば捜査をしようとする広橋と水と油のようなコンビぶりを見せる。
そんな五月を演じた玉城は「冷たすぎて嫌われる人物にはしたくなかったので、声のトーンはあまり変えずに、でも表情など可愛らしさが出せるところは出すことを意識しながら演じました」と現場を述懐。劇中には「今作の撮影で一番緊張した」という酒に酔うシーンもあるそうで、「そういった五月のキャラクターや表情がちょっとずつ変わっていく様子も見られると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と期待を込めて語った。
またこのたび、
森ハヤシが脚本、
ドラマスペシャル「刑事アフター5」
テレビ朝日系 2020年10月1日(木)20:00~21:48
玉城ティナ コメント
私が演じる五月は少しキャラクターぽいというか、名前も9時5時で“九路五月”ですし(笑)。すごく象徴となるような人物だなと思いました。みんなを監視したり、セリフが強いものもあるのですが、冷たすぎて嫌われる人物にはしたくなかったので、声のトーンはあまり変えずに、でも表情など可愛らしさが出せるところは出すことを意識しながら演じました。五月の過去も関係しているんですけど、あくまで人のために働き方を良くしていきたいという思いを抱えているので、プラスのイメージを持って演じました。あとは声のトーンの他に、瞬きあまりしないなど、動きで割と細かく肉付けしたり。五月はとても魅力的で、ちょっとクスっとするところもあるので、そういったところがうまく出ていればいいなと思います。
今回共演させていただいた尾上菊之助さんは立ち姿が本当に美しくて、スッとされた姿が印象的でした。劇中では尾上菊之助さんの後方の位置にいることが多かったので、背中に見惚れていました。捜査の時に一緒についていくシーンでは、ものすごく姿勢がよく、本当にハシビロコウみたいでぜんぜん動かないんです(笑)。私はけっこう動いちゃうので、驚きと尊敬でした。
「刑事アフター5」はいろんな要素がつまっていて、脚本を読んだときから面白いなと感じていました。
これまで私はどちらかというと、ものすごく尖った役やそういった作品に携わることが多かったのですが、この作品は、家族みんなで見てほしいドラマです。お父さんは頑張っているんだぞみたいなところも、お子さんやご家族一緒に見ていただけたら嬉しいですね。最後の最後には酔っ払っているシーンもあり…今作の撮影で一番緊張したんですけど、そういった五月のキャラクターや表情がちょっとずつ変わっていく様子も見られると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
映画ナタリー @eiga_natalie
玉城ティナ、ドラマ「刑事アフター5」で非情なコンサルタントに(コメントあり)
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