トランスジェンダー女性の畑島楓に密着、「息子のままで、女子になる」が米国で受賞

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ドキュメンタリー映画「息子のままで、女子になる(英題『You decide.』)」が、アメリカ・ロサンゼルスで8月30日まで開催中のLos Angeles Diversity Film Festival 2020にてベストドキュメンタリー賞を受賞した。

「息子のままで、女子になる」海外版キービジュアル

「息子のままで、女子になる」海外版キービジュアル

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本作は、ビューティコンテストへの出場や講演活動を通して注目を集めているトランスジェンダー女性・畑島楓(サリー楓)に密着したもの。「自分が活躍することでトランスジェンダー全体の可能性を押し広げたい」と語る彼女の挑戦や学生生活、家族との関係などが映し出される。「沈黙しない春」「選挙フェス!」の杉岡太樹が制作、監督、撮影、編集を手がけた。

受賞に際して、杉岡は「このような時期に『Diversity(多様性)』を冠にしたロサンゼルスの映画祭にて本作が受賞することの意味、責任をしっかり受け止め、ひとの心を対話へ向けるための表現をこれからも追求していきたいと思います」と思いを語った。なお本作の特報映像がYouTubeで公開中だ。

杉岡太樹 コメント

アメリカでは警察官による暴力とそれに対する抵抗という形で「多様性」が今まさに問われています。このような時期に「Diversity(多様性)」を冠にしたロサンゼルスの映画祭にて本作が受賞することの意味、責任をしっかり受け止め、ひとの心を対話へ向けるための表現をこれからも追求していきたいと思います。

この記事の画像・動画(全2件)

(c)2020 'You decide.’

読者の反応

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サリー楓 / Sari KAEDE @sari_kaede

米国で受賞しました👏

映画ナタリー、Yahooニュースに杉岡監督のインタビューが掲載されています。
本日放送の「渋谷のラジオ」は監督と一緒に出演します✨

https://t.co/q2pIUGqP33

コメントを読む(8件)

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