金馬奨最優秀賞、台湾ひまわり運動とその後の課題映すドキュメンタリー公開

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第55回金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞に輝いた「私たちの青春、台湾」が、10月31日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。

「私たちの青春、台湾」メインビジュアル

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「私たちの青春、台湾」

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「私たちの青春、台湾」

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2014年、サービス貿易協定の強行採決に抗議した学生と市民が、台湾の立法院を占拠した出来事を発端とするひまわり運動。フー・ユー(傅楡)が監督を務めた本作では、学生運動の中心人物となったチェン・ウェイティン(陳為廷)、台湾の社会運動に参加する人気ブロガーの中国人留学生ツァイ・ボーイー(蔡博芸)らによる活動の記録や、ひまわり運動後に直面した民主主義の課題が映し出される。

フー・ユー(傅楡)

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フー・ユー「わたしの青春、台湾」書影

フー・ユー「わたしの青春、台湾」書影[拡大]

また、2014年の香港反政府デモ“雨傘運動”のリーダーとなったジョシュア・ウォン(黄之鋒)とアグネス・チョウ(周庭)との交流や、台湾、香港、中国が直面する問題、海を越えた相互理解の困難さもカメラは捉えた。台湾出身の作家・東山彰良は「突き進む者と、それを記録する者。その裏側にある個人的な憂鬱と後悔。それでもなにかを正したいと願う若者たちの想いは、こんなにも純真でまぶしい」とコメントしている。なおフー・ユーの人生と台湾民主化の歩みを書いた書籍「わたしの青春、台湾」が10月23日に発売される。

わたしの青春、台湾

わたしの青春、台湾
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横川シネマ @yokogawacinema

【私たちの青春、台湾】ただいま広島上映中です(10:15〜)。

金馬奨最優秀賞、台湾ひまわり運動とその後の課題映すドキュメンタリー公開(コメントあり / 写真18枚) https://t.co/xsbxtxDVA4

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