本作は、E・S・ガードナーによる推理小説をもとにしたテレビドラマ「弁護士 ペリー・メイスン」を、新たに映像化したクライムノワール。1931年のロサンゼルスを舞台とした劇中では、私立探偵として暮らすペリー・メイスンに、残忍な乳児誘拐殺人の調査依頼が舞い込む。そして彼は、腐敗した警察組織や謎の新興宗教団体が絡む事件の真相を暴いていく。
本作でのメイスンは、かつてレイモンド・バーが演じた敏腕弁護士像と異なり、その日の生計を立てるだけで精一杯のバツイチ男。ヨーロッパ戦線への従軍経験から来るトラウマに悩まされている描写や、離婚で離ればなれになった息子との関係も盛り込まれている。ダウニー・Jr.は今回の主人公像について「我々はペリーを、トラウマを抱えた人間として描きたかったんです。第1次世界大戦が終わっても、彼は暗い過去を忘れることができずにいます。戦時中と同じような出来事が繰り返される中で、ペリーは『戦時中の出来事に打ち勝つことはできなかったが、今度こそは最後まで戦い抜こう』と決意するのです」とコメントした。
このたび公開された予告編には、「探偵なんだね?」と聞かれ「ただの世話好きですよ」と答えるメイスンの姿が収められた。さらに
「ペリー・メイスン」はAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で9月18日から配信される。BS10スターチャンネルでも10月から放送される予定。
映画ナタリー @eiga_natalie
ドラマ「ペリー・メイスン」予告、ロバート・ダウニー・Jr.こだわりの主人公像とは(動画あり)
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