映画会社・太秦がオンライン配信サイト・HAKO座を開設。第1弾作品として「
ドキュメンタリーやフィクションを問わず、今だからこそ観てほしい社会性の高い作品を継続的に配信していく予定のHAKO座。太秦は「新型コロナウイルスの脅威によって今後も不安定な状況がつづく映画経済に少しでも回復する一手となれば」と開設への思いを述べている。
「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」は3月末に東京・ポレポレ東中野で封切られたものの、その後の緊急事態宣言の発出により、公開途中で上映休止という憂き目にあった作品だ。HAKO座では1800円で24時間のレンタル配信が行われる。売上は興行収入と同じく劇場と配給会社、製作者に配分される仕組み。賛同劇場は下記で確認してほしい。
太秦は「この場を通して一つの<映画市場>として、映画を観た人も気になっているけどまだ観ていない人も、ときには映画をつくった人も、それぞれが言葉を交わす場にできればと思います」と展望を語っている。
「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」は、沖縄テレビ放送の開局60周年を記念して製作されたドキュメンタリー。たった1人で石川から沖縄に移り住んだ15歳の少女・
HAKO座「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」賛同劇場
※( )内は劇場での公開日
北海道 札幌シアターキノ(7月11日)
岩手県 盛岡ルミエール(7月17日)
東京都 ポレポレ東中野(近日再上映)
神奈川県 シネマ・ジャック&ベティ(近日)
神奈川県 あつぎのえいがかんkiki(近日)
新潟県 新潟・市民映画館 シネ・ウインド(7月4日)
石川県 シネモンド(8月8日)
愛知県 名古屋シネマテーク(7月18日)
三重県 伊勢進富座(8月15日)
京都府 京都シネマ(7月24日)
大阪府 第七藝術劇場(7月25日)
兵庫県 元町映画館(近日)
岡山県 シネマ・クレール(近日)
広島県 横川シネマ(近日)
映画ナタリー @eiga_natalie
太秦が配信サイト・HAKO座開設、上映休止になった「ちむぐりさ」を限定配信
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