ニック・ホーンビィ原作「15年後のラブソング」に著名人14名が感想寄せる

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「ハイ・フィデリティ」「アバウト・ア・ボーイ」で知られる作家ニック・ホーンビィ原作の「15年後のラブソング」に各界の著名人14名から感想コメントが寄せられた。

「15年後のラブソング」

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“大人になりきれない”男女3人が、新しい人生に踏み出そうともがく姿を描いた本作。日々を惰性で過ごす主人公アニーを「ピーターラビット」のローズ・バーン、彼女の恋人ダンカン役で「モリーズ・ゲーム」のクリス・オダウド、1990年代に表舞台から姿を消したロックシンガーのタッカー・クロウをイーサン・ホークが演じた。

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コメントを寄せたのはミュージシャンや小説家などさまざま。YOUは「ロマンティック! こういうことが、もう大人な私達のロマンティックと現実の融合地点。そうなのだ! ここからなのだ!」と不思議な三角関係が描かれる本作に言及し、ジェーン・スーは「大人になり損ねたオトナは、そこらじゅうにいるってこと。私もそのひとりだから、この物語はとても心強かった」と心情をつづった。また物語の舞台イギリスにゆかりがある豊田エリーは「自分の人生を見つける第一歩を描いたこの作品に、心がすっと落ち着いた」と表現している。

「15年後のラブソング」は6月12日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。

YOU(タレント)

ロマンティック! こういうことが、もう大人な私達のロマンティックと現実の融合地点。そうなのだ! ここからなのだ!

ジェーン・スー(コラムニスト、ラジオパーソナリティ)

大人になり損ねたオトナは、そこらじゅうにいるってこと。私もそのひとりだから、この物語はとても心強かった。

中村航(小説家)

こんなミュージシャンは絶対いそうだし、こんな恋も本当にありそうだ。
絶対、いてほしいし、あってほしい!

LiLiCo(映画コメンテーター)

やっぱり人生は
悩んだり、失敗したり、
出会ったり、別れたり、
幸せに辿り着くまで
困難なほうが楽しい!

笑いとハートフルのバランスが絶妙!
誰だって新しく輝けるよ▼

※▼は黒塗りハートマーク

浜崎貴司(FLYING KIDS / ミュージシャン)

肩の力が抜けていてすーっと物語に入っていけました。
終わった後も気持ち良さが胸に残ります。ミュージシャンってアホですいません。

クリス-ウェブ 佳子(モデル・コラムニスト)

人恋しい! 人肌恋しい! とにかく会いたい!
自由ままならない暮らしが続くなかで、そんな気持ちが十分すぎるほど膨らんでしまった私には必要でした、この映画! 真にギュッときます。心地良いほど嘘がなく、人間臭く、オトナになろうが結局は誰もが初心者に出戻りしてしまうのが恋愛なんだと再確認。だからしてルーザーにも恋のチャンスは巡ってくるんだと再認識。本当に恋って人生を動かします!

JOY(タレント)

ユーモアとハートフルさに包まれた素敵なラブコメディ!
一歩踏み出してみよう! そんなふうに思わせてくれました。
イーサン・ホークのダメ男ぶりが本当にいい味出してます!

豊田エリー(女優・モデル)

切ないのに笑えてしまう、好きな瞬間がたくさん。
ダメでもさ、いいじゃない。理想の“大人”には遠くたって。
自分の人生を見つける第一歩を描いたこの作品に、心がすっと落ち着いた。

ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

美は聴く人の耳の中にあり… 音楽オタクをやさしくおちょくる感覚にかけてはニック・ホーンビーは最高。「ハイ・フィデリティ」のファンにお薦めです。

ハリー杉山(タレント)

なんてチャーミング。思わずくすっと微笑みながら、寒い夜のホットミルクのように優しく寄り添ってくれる作品。キャスト陣のバランスも絶妙!!

よしひろまさみち(映画ライター)

年を重ねたからこそ、一歩踏み出す勇気もないのも当たり前。グダグダだけど胸にズキュっと刺さるラブコメディ。見た目からキャラを反映したキャスティングが最高よ。

山内マリコ(作家)

いぶし銀の光を放つ90年代の音楽伝説に、終始笑いっぱなし。
ニック・ホーンビィもイーサン・ホークも、今の方が断絶好きだ!

辛酸なめ子(漫画家・コラムニストなど)

音楽のタイムマシーンによって時間を行き来するトリップ感。さらにヒロインから、オタク男子とセレブ男子の扱い方を学べます。

山崎まどか(コラムニスト)

エモい男子が主役の物語の重要人物といえば「しっかり者の彼女」。
今回は、かつてのエモい男子代表の原作者と主演男優が大人になって、
そんな女子の方に光を当てて、彼女自身が主人公の物語に送り出した。
大人になるって、悪いことばかりじゃない。

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