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本作は「ハイ・フィデリティ」「アバウト・ア・ボーイ」で知られるニック・ホーンビィ原作のラブストーリー。“大人になりきれない”男女3人の不思議な三角関係が描かれる。モヤモヤを抱えながら暮らす主人公アニーをローズ・バーン、アニーと15年間同棲している恋人ダンカンをクリス・オダウドが演じている。
1985年に「エクスプロラーズ」で映画デビューし、2020年で50歳を迎えるホーク。これまで自身の監督作も含め50本以上の作品に出演し、本作では1990年代に活躍するも表舞台から忽然と姿を消したロックスター、タッカー・クロウに扮した。その姿に、バンド活動に夢中な青年をホークが演じた1994年製作の「リアリティ・バイツ」を思い起こすファンもいるはず。本作では劇中、過去のホークの写真がタッカーの写真として使用されているところも見どころだ。
インタビューでは、本作に出演した理由や、タッカーとして歌ったレコーディングの楽しさについてホークが語る。ホーンビィ作品のファンである彼は「逃して悔しいと思った役はそんなに多くないが『アバウト・ア・ボーイ』には出たかったね。ホーンビィ作品は気取りがないのに文学的で洗練されている。誰でも読みやすく人間的で心が温まるが、情緒的に洗練されているんだ」とその魅力に言及。また「タッカーに共感するのは、父親の自覚を持つからだ。僕にも子供がいるし父親役を演じるのは好きだ」と役への共感ポイントを明かした。
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