約7時間の文芸大作「戦争と平和」など上映、セルゲイ・ボンダルチュク特集が開催

「戦争と平和」で知られるソ連の映画監督セルゲイ・ボンダルチュクの特集上映が、9月18日から10月8日にかけて東京・UPLINK吉祥寺で行われる。

ボンダルチュクが9月25日に生誕100周年を迎えることを記念した本特集。レフ・トルストイの同名小説を原作にした「戦争と平和」は、4部構成の計約420分という大作だ。ナポレオンのロシア侵攻を中心に、貴族や軍人、農民など、あらゆる人々の運命が叙事詩的に描かれる。そのほか第2次世界大戦ですべてを失った平凡な男の人生をつづる「人間の運命」、ソ連軍の正規兵2万人が撮影に参加し戦闘を再現した歴史巨編「ワーテルロー」など4本がラインナップに並んだ。

なお特集は岡山のシネマ・クレールでもすでに開催中。大阪のシネ・ヌーヴォ、京都・UPLINK京都、広島・広島市映像文化ライブラリー、愛知・シネマスコーレ、兵庫・元町映画館でも順次開催される。

セルゲイ・ボンダルチュク 生誕100周年記念特集

開催中～2020年10月1日（木）岡山県 シネマ・クレール
2020年9月18日（金）～10月8日（木）東京都 UPLINK吉祥寺ほか
2020年10月3日（土）～10月16日（金）大阪府 シネ・ヌーヴォ
2020年10月30日（金）～11月19日（木）京都府 UPLINK京都
2020年11月1日（日）～13日（金）広島県 広島市映像文化ライブラリー
調整中 愛知県 シネマスコーレ
調整中 兵庫県 元町映画館
＜上映作品＞
「戦争と平和（1956年）」
「セルギー神父」
「祖国のために」
「人間の運命」
「ワーテルロー」