OAFFグランプリは断捨離試みる兄妹描くタイ映画、中国と香港の合作映画が観客賞に

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第15回大阪アジアン映画祭が3月15日に幕を閉じ、タイ映画「ハッピー・オールド・イヤー」がコンペティション部門のグランプリに輝いた。

「ハッピー・オールド・イヤー」 (c)2019 GDH 559 Co., Ltd.

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第15回大阪アジアン映画祭のポスタービジュアル。

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優れたアジア映画の鑑賞機会を市民へ提供し、大阪での映像制作の支援、およびアジア映画人の来阪を促進することを目的とした同映画祭。ナワポン・タムロンラタナリット監督作「ハッピー・オールド・イヤー」では、海外留学からタイに帰国したジーンが兄とともに、かつて父親が経営していた音楽教室兼自宅の断捨離を試みるさまが切り取られる。「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンがジーンを演じた。

「家に帰る道」

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アジア映画の未来を担う才能を評価する「来るべき才能賞」は、韓国映画「家に帰る道」でメガホンを取ったパク・ソンジュが受賞。同作では1本の電話によって主人公の過去が明らかになり、夫との結婚生活に変化が生まれていくさまを描いた。

「君の心に刻んだ名前」

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「少年の君」

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もっとも輝きを放った俳優に贈られる薬師真珠賞は、台湾映画「君の心に刻んだ名前」に出演したレオン・ダイの手に。友情を超えた愛情に気付いた少年2人の物語が紡がれる同作で、ダイは主人公の中年時代を演じた。また優等生と不良少年が心を通わせていく中国と香港の合作映画「少年の君」が観客賞を受賞している。

第15回大阪アジアン映画祭 受賞結果

グランプリ(最優秀作品賞)

「ハッピー・オールド・イヤー」(監督:ナワポン・タムロンラタナリット)

来るべき才能賞

パク・ソンジュ(「家に帰る道」)

最優秀男優賞

間瀬英正(「コントラ」)

ABCテレビ賞

「愛について書く」(監督:クリッサント・アキーノ)

薬師真珠賞

レオン・ダイ(「君の心に刻んだ名前」)

JAPAN CUTS Award

「ある殺人、落葉のころに」(監督:三澤拓哉

芳泉短編賞

「Hammock」(監督:岸建太朗

観客賞

「少年の君」(監督:デレク・ツァン

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