「リトル・ダンサー」「ロケットマン」で知られる
2003年にアメリカで発足したスキンヘッド集団ヴィンランダーズの共同創設者ブライオン・ワイドナーの実話をもとにした本作。白人至上主義者に育てられ暴力に満ちた生活を送っていた主人公ブライオンが、悪行を悔いて新たな人生を始めようとするさまが描かれる。特報にはハーケンクロイツの旗を掲げたレイシズム団体の中央で、たいまつを手にしたブライオンが憎悪に満ちた表情を浮かべ街を闊歩する姿が切り取られた。
役作りのために短期間で体重を約9kg増やし、本人にも会いに行ったベル。撮影初日、タトゥーなどのメイクを終えた彼を見て、監督のガイ・ナティーヴは悪寒がしたという。またナティーヴは「2012年にブライオンの記事を読んだとき、アメリカはまだ今とは異なる状況にあったけれど、私はすでに破滅の兆しを感じていた。だからこそ、一見不可能に思える変化を経験した男の希有な物語を伝えることが重要だと感じたのです」とコメントしている。
「SKIN/スキン」は5月9日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。
※「SKIN/スキン」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
ガイ・ナティーヴ コメント
私たちは狂った時代に生きています。人々は希望を失いました。「平和」と「愛」という言葉は無秩序なものとなり、反対に、暴力と憎しみは24時間年中無休で蔓延しています。2012年にブライオンの記事を読んだとき、アメリカはまだ今とは異なる状況にあったけれど、私はすでに破滅の兆しを感じていた。だからこそ、一見不可能に思える変化を経験した男の希有な物語を伝えることが重要だと感じたのです。
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レイシストが憎悪に満ちた表情で闊歩する「SKIN/スキン」特報(コメントあり)
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