池井戸潤の小説「半沢直樹」シリーズの3作目「ロスジェネの逆襲」と4作目「銀翼のイカロス」を原作にした続編。東京セントラル証券への出向を命じられたバンカー・半沢が、次々に発生するトラブルに巻き込まれていくさまが描かれる。花は時に優しく、時に厳しく献身的に夫を支えるキャラクターだ。前作では苦手な“奥様会”に参加し情報収集などをしていた。
前作から続編までの期間に2児の出産を経た上戸は「前作のときは結婚をして少ししか経っていない時期だったので、『奥様会』のような世界はまったくわからず想像もできませんでした。今は子供も2人いますし、お母さん同士のお付き合いもあるので、前作の時の自分よりいろいろな角度で世の中を見られています。ですので、今回は劇中の『奥様会』のような世界をよりリアルなものに感じながら花を演じられるのではないかと思います」と意気込みを語っている。
日曜劇場「半沢直樹」は4月よりTBS系で放送。
日曜劇場「半沢直樹」
TBS系 2020年4月スタート 毎週日曜 21:00~21:54
上戸彩 コメント
いよいよ「半沢直樹」の続編が始まりますが、まだ私は全然想像がついていないです。実際に放送を観るまでは実感が湧かないかもしれません。前作を観返しましたが、やっぱりすごく面白かったです! そして、いろいろ忘れていることもあるのに気付きました。前作を観返して思い出したのは、当時監督から「とにかくテンションを高く!」と言われていたことです。今回も、とにかく監督をはじめ、スタッフに付いていくのみだと思っています。
前作では夫婦のシーンに「ほっと、一息した」という声を多くいただきましたが、私は花を演じるにあたって“一息的な役割”といった考えで撮影に臨んでいなくて、花にとっては夫婦のシーンがすべてだと思って演じています。家の外で怖い顔をしているのも半沢だし、家の中では優しく「花ちゃん」と言って笑顔になってくれるのも半沢。堺さんが世界観を作って花のよさを引き立たせてくださるので、とにかく私は全力で演じたいと思います。
花の性格は自分にすごく似ているなと思っています。私自身も「奥様会」のような世界は苦手分野なので(笑)。そういった意味では前作も今も変わりません。でも前作のときは結婚をして少ししか経っていない時期だったので、「奥様会」のような世界はまったくわからず想像もできませんでした。今は子供も2人いますし、お母さん同士のお付き合いもあるので、前作の時の自分よりいろいろな角度で世の中を見られています。ですので、今回は劇中の「奥様会」のような世界をよりリアルなものに感じながら花を演じられるのではないかと思います。
皆さんも楽しみにしていらっしゃると思いますが、私自身も楽しみにしています。実は、前作からそうですが、私にとっては台本だけだと難しくて理解できない部分もあったりするんですけど……(笑)。いつも放送を観て「へぇ~!」と納得して、視聴者の皆さんと同じように観ています。
初心を忘れずに……そして、観ていただいた皆さんに、「明日からがんばるぞ!」と思ってもらえるようにがんばりたいと思います! 外でがんばっている旦那さんが、家では力が抜けて別人になれるような、そんな夫婦の形を目指して、半沢花を演じたいと思います。
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上戸「今は子供も2人いますし、お母さん同士のお付き合いもあるので、前作の時の自分よりいろいろな角度で世の中を見られています。ですので、今回は劇中の『奥様会』のような世界をよりリアルなものに」/上戸彩「半沢直樹」続編で再び妻役 https://t.co/o0LJj3hbYF