それぞれ俳優として活躍しながら、監督やプロデューサー、クリエイターとしての活動も行ってきた3人。監督作としては、「119」「サヨナラCOLOR」などを手がけてきた竹中は8作目、「blank13」「COMPLY+-ANCE コンプライアンス」の齊藤は2作目、そして山田は今回が初となる。原作に惚れ込んだ竹中が映画化を熱望し、共同監督として山田と齊藤にオファーしたことから本企画が実現した。
「ゾッキ」は、アニメ映画「音楽」の原作などでも知られる大橋の、初期作品を集めた2冊。タイトルの語源は古本市場で使われる用語で、安い価格でひとまとめにして売られるゾッキ本から来ている。
映画の脚本は、「十二人の死にたい子どもたち」も手がけた舞台演出家の
この発表にあたり竹中は「ぼくが感じた大橋さんの世界をどこまで映像化出来るのか…この思いに集まって来てくれた方々と夢中になって作ります!」とコメント。山田は「初めてゾッキを読んだ時の衝撃、感動、恐怖、希望。それらを自分なりの表現で伝える。怖くもあるけどゲボが出るほど楽しみです」と、齊藤は「監督陣がやや派手な門構えに見えるかも知れませんが、作品至上主義の映画人が集まっていて、大橋裕之さんの最高過ぎる原作に忠実に、かつ実写ならではの裏切りを行いたいと思っております」と語っている。
映画「ゾッキ」は2月に撮影が開始され、2021年に公開される予定。
竹中直人 コメント
まさかこんなときがくるなんて…
大ファンだった大橋裕之さんの作品を映画にすることが出来るなんて…
まるで夢のようなできごと…
夢のまたゆめのようなできごと…
ぼくが感じた大橋さんの世界をどこまで映像化出来るのか…
この思いに集まって来てくれた方々と夢中になって作ります!
山田孝之 コメント
初めてゾッキを読んだ時の衝撃、感動、恐怖、希望。それらを自分なりの表現で伝える。怖くもあるけどゲボが出るほど楽しみです。監督のイメージはあるものの監督をしたことがない僕ですが、竹中監督、齊藤監督と協力して心を刺激する作品に仕上げたいと思います。
齊藤工 コメント
監督陣がやや派手な門構えに見えるかも知れませんが、作品至上主義の映画人が集まっていて、大橋裕之さんの最高過ぎる原作に忠実に、かつ実写ならではの裏切りを行いたいと思っております。このプロジェクトの発起人である竹中直人さん、そして、この作品に関わるきっかけをくださった前野朋哉さんに心から感謝致します。
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