実写ドラマ「
中村光の同名マンガを山田孝之の制作統括、福田雄一の監督・脚本で実写化した本作は、神の子イエスと目覚めた人ブッダが東京・立川で同居生活を送るさまを描くコメディ。松山がイエス、染谷がブッダを演じたほか、2人が住むアパートの大家の孫・愛子ちゃんに稲垣が扮している。
松山は「I紀の頃も現場のノリで適当にやろうという話になってたんです。それがII紀、III紀と進むにつれてよりざっくりに(笑)。いい意味で肩の力が抜けてます。神様になった気分でした」と述懐。染谷も「本当にその通り。ゆるかった。勝手にじゃべってるくらいです。I期はいろいろ試行錯誤したんですけどね。だいぶ慣れました」と同意し、劇中での変わらぬ関係を約束した。
お薦めのエピソードを聞かれた松山は、ブッダがカラオケで般若心経を唱える回を挙げ「その場でマイクにエコーをかけて。最大にしてみたらすごいことになってました」と笑って振り返る。この回は稲垣もお気に入りだそうで「松山さんもすごい高い声が出てて面白かった!」とコメント。また染谷は花粉症でブッダのサードアイが開く回を紹介し、「ここがスッと開くんです」と額のあたりを指し示す。松山は「ずっと漫才的な要素があって。すごい難しいんですけど、勉強になるんです。だからII紀、III紀のほうがより遊べましたね」と俳優としてのやりがいを明かした。
2人に聞きたいことを用意してきた稲垣は、メモを取り出し「山田製作総指揮さんは現場に来てくれましたか?」と質問。松山は「けっこういましたよね。すごい役者なんだけど、ヌルっといる。そしていつの間にかいなくなる(笑)」と現場での山田の様子を語る。稲垣が「どんなことをしてたんですか?」と質問を重ねると、松山と染谷は「モニターのうしろでニヤッとしてるんです」「ずっとニヤニヤしてる」と明かした。
この日、神田明神でおみくじを引いたキャスト陣。吉を引いた松山は浮かない顔で「残念ですね。今ひとつ」とポツリ。生まれて初めておみくじを引いたという染谷も不安げな表情を見せつつ、おみくじを開くと「吉ですね」とまさかの吉被り。2人から「頼むよ」と期待がかけられた稲垣も「吉」で、松山は「やり直そう! 来泉ちゃんなんて俺のとまったく一緒」と爆笑していた。
全10話の「第III紀」は、本日1月11日と18日の23時30分よりNHK総合で2週連続オンエア。
聖☆おにいさん 第III紀
NHK総合 2020年1月11日(土)、18日(土)23:30~
聖☆おにいさん 第II紀(台風19号による放送休止分)
NHK総合 2020年1月25日(土)23:30~
神田明神 @kanda_myoujin
「聖☆おにいさん」松山イエスと染谷ブッダが神社でヒット祈願、おみくじは吉被り(写真14枚) https://t.co/ubiHJlWKbx