ドキュメンタリー映画「
カナザワ映画祭2019「期待の新人監督」グランプリを受賞した本作は、父と子の再会劇を通して中国朝鮮族の姿を映すもの。中国の朝鮮族による自治州・延吉で生まれ、10歳で日本へ移住した主人公ソンウは、20歳になったことをきっかけに画家だった父を探そうと決意する。叔父の助けにより再会を果たすも、父は韓国で不法滞在者として日雇い労働をしながら、借金取りに追われる日々を送っていた。
監督とプロデューサーを務めた角田龍一はシネ・ウインドが刊行する映画雑誌で映画紹介文を書く傍ら、長期休暇を利用して本作を撮影。2018年3月から京都・大徳寺で書生として半年間居候しながら本作を編集し、完成させた。
プロデュースをテレビアニメ「ピアノの森」の第2シリーズ監督である
なお「血筋」は2020年春より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次ロードショー。
映画ナタリー @eiga_natalie
父子を通して中国朝鮮族の姿映すドキュメンタリー「血筋」公開、予告解禁
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