スペシャルドラマ「教場」の完成披露試写会が本日12月18日に東京のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開催され、
長岡弘樹の同名小説を実写化した本作は、“教場”と呼ばれる警察学校を舞台とするエンタテインメントミステリー。冷徹な教官の風間公親(かざまきみちか)が「警察学校は、適性のない人間をふるい落とす場である」という考えのもと、生徒たちのよこしまな思惑を暴いていくさまが描かれる。
この試写会では、登壇者全員が初めて前編を鑑賞したという。木村は「上映が終わってからキャストのみんなとハイタッチを、監督とは思いっきり力を込めた握手をしました」と作品の出来に自信を見せ、1月5日放送の後編が未完成であると報告して観客を驚かせる。工藤は撮影のための訓練を「すごく厳しかった」と回想したあと「木村さんが僕らの目の前に立って、風間教官として訓練に付き合ってくださったんです。そのおかげで、緊張感を持ちながらやっていけました」と木村に感謝を伝えた。
舞台挨拶では、生徒役のキャストから木村へ質問が寄せられる場面も。川口が「コンビニには行かれますか? お休みの日には何をしていますか?」と問うと、木村は「それ、こないだゆりやん(レトリィバァ)にも聞かれた」とゆりやんレトリィバァのモノマネで会場を沸かせながら「コンビニは普通に行きますよ。休みの日は天気次第。晴れていて予定がなければ犬の散歩かな」と回答する。その言葉を受けて、川口は「ですって!」とうれしそうな表情で木村のファンに目配せをした。続いて同じ事務所の後輩である西畑が、木村へ「たくさんの作品に出演されていますが、『教場』の現場で初めて起こった出来事はありますか?」と恐縮した様子で尋ねる。木村は「前編を観る前はみんなとすごく自然に話せたけど、観たあとは輪の中に入って行きづらかった。その感じは初めてです。作品内の関係性に、自分自身をもハンドリングされるのは初めて」と真摯に答え、「演技なのかドキュメンタリーなのかわからない瞬間もあった」と思い入れたっぷりに本作を語った。
そして木村が生徒役の俳優陣へ「風間(役の木村)の振る舞いでやめてほしいと思ったことは?」と質問を投げかけると、三浦は休憩中にも木村が椅子に座らないことに触れて「風間公親が横で立っていると、僕らは休めない……」とぽつり。すると木村は「女子は普通に座ってたよね?」と声を上げ、大島は「私たちは座ってた!」と、葵は「立っているのが好きな方なのかな?と思って座っちゃいました」と笑った。
最後に木村は「出演者とスタッフ全員が力を合わせて作りました。胸を張って皆さんにお届けできる作品です」「後編、ちゃんと作らせますので! 楽しみに待っていてください」と観客に語りかけ、舞台挨拶を締めくくった。
「踊る大捜査線」シリーズの君塚良一が脚本を手がけた「教場」はフジテレビ系で1月4日、5日に2夜連続放送。
フジテレビ開局60周年記念特別企画「教場」
フジテレビ 2020年1月4日(土)、5日(日)21:00~
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木村拓哉「教場」の完成度に“生徒”とハイタッチ、川口春奈や西畑大吾からは質問攻め https://t.co/ZAzf7gjBg2
原作:長岡弘樹(小学館文庫)