映画「
腕のけがで職を失った美大卒の主人公・沢田の日常が◯(まる)に浸食されていくさまを描いた「まる」。沢田を演じた堂本は、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で多くの反響があったそうで「10代、20代の方々を中心に長文の感想のお便りをいただいております。ご本人の人生についての葛藤や日常と映画がリンクするということで、『まる』に背中を押してもらった、エールをもらったという感想が多い。この映画が若い世代の方々にとって1つの大きな力になっているのかなと思う」とうれしそうな様子をのぞかせる。
心配性の荻上が「もし悪いレビューがあったりしたら……」とこぼすと、堂本は「我々は『まる』に魂を込めました。今日もこうして多くの方々がお時間を割いて、我々の思いをつなげようとしてくれている。この映画に込めた愛情を生きれば大丈夫! 言いたい人には言わせておけばいいわけで、僕らがそれに乗っかる必要はありません」と力強く述べた。
荻上と企画プロデューサーから、2年にわたって熱烈なオファーを受けた堂本。荻上は、念願だった堂本とのタッグについて「以前から思っていたけれど、天才! 左手で初めて描いた◯(まる)が映画に使われていますが、まあお見事で」と絶賛する。「確かに初めてモップで描いた屋上の◯(まる)は、天才的な◯(まる)でしたね!」とはにかむ堂本は、◯(まる)を描く展にも興味を示し「開催を求めてくれる方がいるならば、本当に実行しますよ!?」と観客に呼び掛け、拍手を浴びていた。
最後に堂本は「この映画には、自分の人生に対してピュアに向き合って葛藤を抱えている人に対してのメッセージが込められています。どう生きれば自分らしい一度きりのかけがえのない大切な人生になるのだろうか?と考えることが、悩みや苦しみになったらもったいないですよね。沢田が1つの答えに達したように、自分が出す答えがポジティブなものであればいいと思います。この映画はそんな葛藤、悩みを救ってくれる愛情たっぷりの映画です」とメッセージを送った。
「まる」は全国で上映中。
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#堂本剛 「まる」は背中を押してくれる愛情たっぷりの映画、“◯を描く展”にも興味あり - 映画ナタリー
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