「黒蜥蜴」りょうと佐久間由衣が永山絢斗を称賛「お芝居に真面目」「瞳が子犬みたい」

ドラマ「黒蜥蜴－BLACK LIZARD－」の試写会が本日12月16日に東京・NHK放送センターで行われ、キャストのりょう、永山絢斗、福本莉子、佐久間由衣、中村梅雀、脚本と演出を手がけた林海象が出席した。

江戸川乱歩の小説を近未来を舞台にしてアレンジした本作。大富豪の娘・早苗の誘拐を図る怪盗・黒蜥蜴と、名探偵・明智小五郎の戦いが描かれる。まず林は「かなり自由にやらせていただきました。私は35年間、映画監督をやっていますけど、たぶんこれが一番いい。傑作だと思っています」と自信をのぞかせる。黒蜥蜴を演じたりょうは「『黒蜥蜴』はこれまで何度も映像化、舞台化されている作品です。今この時代にこの作品に参加させていただいて、とてもありがたく思っております」と述べた。

本作でアクションに挑戦しているりょうは、「ずっとやりたかったんです。体幹トレーニングやキックボクシング、カポエラとかいろいろ練習していて。それで今回、やっと披露することができました」とにっこり。劇中でトランプマジックを披露する永山は「人生で初めてやりました。あんなにトランプを触ったのは初めてです」と練習したことを明かし、福本と佐久間もアクションシーンの苦労を語る。一方、中村は「私はアクション大好き人間で。64歳になりましたがスタントマンなしでやりたいんです」と生き生きと話して場を和ませた。

互いの印象を尋ねられたキャストたち。りょうは、明智を演じた永山を「お芝居に対して真面目な方」と評し、明智と黒蜥蜴の恋模様に関して「やりすぎず、いいバランスでできたんじゃないかなと思います」と振り返る。同じ質問に永山は「りょうさんは艶やかで安心できる存在。セリフがけっこう大変だったんですが、一緒にやっていこうとしてくれて心強かったです」と述懐。また佐久間は、永山の印象を「瞳が子犬みたいでした」と伝えて本人を驚かせ、福本は父親役を演じた中村について「梅雀さんとはハグするシーンが多かったんです。いつも受け止めてくれる素敵なお父さんでした」とほほえみながら語った。

「黒蜥蜴－BLACK LIZARD－」は12月29日にNHK BSプレミアム、2月8日にBS4Kで放送。

特集ドラマ「黒蜥蜴－BLACK LIZARD－」

NHK BSプレミアム 2019年12月29日（日）21:00～23:00
BS4K 2020年2月8日（土）19:00～