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池松壮亮が「横溝正史短編集II」で再び金田一耕助に、「高尚な遊びができた」

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「横溝正史短編集II」試写会の様子。左から池松壮亮、坂井真紀。

「横溝正史短編集II」試写会の様子。左から池松壮亮、坂井真紀。

「横溝正史短編集II」の試写会が本日12月9日に東京・NHK放送センターで行われ、キャストの池松壮亮坂井真紀が登壇した。

金田一耕助シリーズなどで知られる横溝の小説を忠実に映像化する本シリーズ。2016年放送の第1弾に続いて池松が金田一耕助を演じ、今回は「貸しボート十三号」「華やかな野獣」「犬神家の一族」の3編が映像化される。

「犬神家の一族」は渋江修平が演出を担当し、ダンスや音楽など前衛的な演出が目立つ1編。池松は「なんじゃこりゃとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、僕もそう思います。『犬神家の一族』を30分でやりたいと言われたときはさすがに何を言っているんだろうと思いました」と率直に述べて、記者たちを笑わせる。続けて「非常に志の高いスタッフがおりまして、素晴らしいキャストの方々も集まってくださっていますので、みんなで高尚な遊びができたんじゃないかと思っています」と撮影を振り返った。

「犬神家の一族」で犬神松子を演じた坂井は「セリフがすごく多くて。今まで女優をやってきて一番短い撮影期間で一番多いセリフ量だったと思います。(セリフを)言っても言っても終わらなくて、言いながら涙が出てきたことも初めてでした(笑)」と語る。しかし「すごく面白くて素敵なセリフばっかりで、できあがった作品を観たら苦労が吹き飛びました。この作品に参加させていただいたことを幸せに思います」とほほえんだ。

記者から「池松が演じる金田一と、坂井が演じる松子の魅力は?」と質問された2人。坂井は池松に対して「なんにでもなれる方。私は角川映画の横溝正史シリーズで育ってきているので、金田一耕助のイメージはもともとあったんです。でも池松くんを見て『ああ、アリだな』って思いました」とコメント。一方池松は「松子は今までたくさんの方が演じられてきたと思うんですが、坂井さんの内面の清らかさが毒々しいキャラクターと融合して、ものすごくよかったです。ずっと観ていられる」と賛辞を贈った。

「横溝正史短編集II」は1月18日からBSプレミアムで毎週土曜に3週連続放送。

横溝正史短編集II

NHK BSプレミアム

第1回「貸しボート十三号」

2020年1月18日(土)23:00~

第2回「華やかな野獣」

2020年1月25日(土)22:30~

第3回「犬神家の一族」

2020年2月1日(土)22:30~

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