成田凌「カツベン!」は“宝物”、キャスト勢ぞろいで真ん中に立つも実感湧かず

1

331

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 103 203
  • 25 シェア

カツベン!」の完成披露レッドカーペットイベントが、本日10月31日に東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、キャストの成田凌黒島結菜永瀬正敏高良健吾音尾琢真渡辺えり小日向文世竹野内豊、監督の周防正行が登壇した。

「カツベン!」完成披露レッドカーペットイベントにて、左から周防正行、渡辺えり、高良健吾、永瀬正敏、成田凌、黒島結菜、竹野内豊、小日向文世、音尾琢真。

「カツベン!」完成披露レッドカーペットイベントにて、左から周防正行、渡辺えり、高良健吾、永瀬正敏、成田凌、黒島結菜、竹野内豊、小日向文世、音尾琢真。

大きなサイズで見る(全17件)

成田凌

成田凌[拡大]

第32回東京国際映画祭でGALAスクリーニングに選ばれた本作。サイレント映画が主流だった大正時代を舞台に、活動弁士を目指す青年・俊太郎の奮闘がコミカルに描かれる。オーディションで俊太郎役をつかんだ成田は「僕の宝物のような作品になりました。皆様にとっても宝物のような作品になればと思います」としみじみ。「この場で真ん中に立っていることが本当に想像できなかったので、今日を迎えたことが不思議でしょうがないです」と心境を明かした。

左から永瀬正敏、成田凌、黒島結菜。

左から永瀬正敏、成田凌、黒島結菜。[拡大]

左から竹野内豊、小日向文世、音尾琢真。

左から竹野内豊、小日向文世、音尾琢真。[拡大]

ヒロインの黒島は「初めてお芝居をしたときの感じを思い出しました。私にとっても大事な作品です」と撮影を振り返る。永瀬は「極上の体験でした。毎日楽しくて楽しくて。次は皆さんに楽しんでいただければ」と呼びかけ、昔から周防作品のファンだったという音尾は「僕にとって“ご褒美”です」と本作を表現。竹野内は「いつか周防監督の映画に出てみたい思いがあり、目標でもあったので特別な作品になりました」と喜びをあらわにする。

高良健吾

高良健吾[拡大]

看板弁士・茂木を演じた高良も「一生に一度出会えるかどうかの活動弁士役を演じさせていただけてうれしかったです」と特別な思いを口にし、自身の演じた役について「『スター気取りの活動弁士』と紹介されていますが、そうだったんですね? 僕はスターだと思いながら演じていました」と首をかしげてみせた。

左から周防正行、渡辺えり、高良健吾。

左から周防正行、渡辺えり、高良健吾。[拡大]

周防は「もしかしたら今まで撮った映画で一番楽しい撮影現場だったんじゃないかな」と役者たちの思いを受け止め、「日本映画の第一歩を描くということで、今までの作品とは違う緊張感がありました」と打ち明ける。「サイレント時代の映画館は、音にあふれたライブパフォーマンスの会場だったんです。実に大きな発見でした」と撮影中の収穫を報告し、最後は観客に「日本映画が始まった最初の30年間、それを支えた活動弁士の存在を知ってもらいたいと思います」と呼びかけた。

「カツベン!」は12月13日より全国ロードショー。

この記事の画像・動画(全17件)

(c)「2019 カツベン!」製作委員会

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

成田凌「カツベン!」は“宝物”、キャスト勢ぞろいで真ん中に立つも実感湧かず(写真16枚)
https://t.co/8wGg09Tp3r

#カツベン #成田凌 #黒島結菜 #高良健吾 #音尾琢真 #渡辺えり #小日向文世 #竹野内豊 #周防正行 https://t.co/RHMAXQ9SJX

コメントを読む(1件)

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 カツベン! / 成田凌 / 黒島結菜 / 永瀬正敏 / 高良健吾 / 音尾琢真 / 渡辺えり / 小日向文世 / 竹野内豊 / 周防正行 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。