1960年代から現代にタイムスリップ、ベトナム発のファッション映画12月公開

ベトナムのファッション映画「サイゴン・クチュール」が、12月21日に公開される。

本作は、1969年のサイゴンから21世紀のホーチミンにタイムスリップした少女・ニュイの物語。ミス・サイゴンに選ばれるほどのスタイルを誇り、1960年代のニューファッションに夢中だったニュイは、伝統あるアオザイ仕立て屋を営む母と対立していた。しかし現代にやってきた彼女は、ベトナムのトップデザイナーのもとで働き始め、失敗を繰り返しながらも1960年代ライクなリバイバルファッションで頭角を現していく。なお本作は、ベトナム映画祭2018やアジアフォーカス・福岡国際映画祭2018にて「仕立て屋 サイゴンを生きる」のタイトルで上映された。

グエン・ケイとチャン・ビュー・ロックが監督を務め、「フェアリー・オブ・キングダム」のニン・ズーン・ラン・ゴックがニュイを演じた。そして彼女を助ける青年トアン役でS.Tも参加。「スター・ウォーズ／最後のジェダイ」のゴ・タイン・バンが、出演と製作を兼任している。

「サイゴン・クチュール」は東京のK's cinemaほか全国で順次ロードショー。