伊藤健太郎、玉城ティナがずぶ濡れではしゃぐ「惡の華」新写真、撮影秘話も

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伊藤健太郎玉城ティナの共演作「惡の華」より、海のシーンの場面写真が到着した。

「惡の華」新場面写真

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「惡の華」本ビジュアル

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押見修造の同名マンガを原作とする「惡の華」は、内向的な文学少年・春日高男と、彼につきまとうクラスの変わり者・仲村佐和の奇妙な“共犯関係”を描く物語。春日に伊藤、仲村に玉城が扮した。

この写真は春日、仲村、飯豊まりえ演じる常磐文がずぶ濡れになって波打ち際ではしゃぐ様子を捉えたもの。劇中では春日が中学時代の暗い記憶から解放され、この先の人生に小さな希望を見出す場面として描かれる。

監督の井口昇は“誰が撮ってもよく撮れてしまうから”という理由から、これまで波打ち際で男女が戯れる場面と、高校生が自転車で2人乗りするシーンだけは撮らないと決めていたそう。彼は「今回は原作にも登場するので、やるんだったら徹底的に丁寧に撮って最高のシーンにしようと思って臨んだら、皆さんから褒めていただいて」と撮影を振り返り、「こんなことならもっと早くから撮っておけばよかったって、ちょっと後悔してます(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメントする。

そして“大事なシーン”と同場面を評する玉城は「中学生のままで人生が終わるわけではなく、高校生になって、大学生になるかもしれないし、働くかもしれない、そういう将来とか未来への道みたいなものがあのシーンには詰まっているのかなと思っています」と思い入れたっぷりに語った。なお、このシーンは日没までの2時間半で撮り切る必要があり、現場は緊迫感に包まれていたという。キャストたちは自発的にセリフ合わせを行い、「勢いでやろう!」とテストを経ずに本番へ。撮り終えた際には、感極まった井口が伊藤と抱き合う一幕も見られた。

「惡の華」は全国の劇場で上映中。

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(c)押見修造/講談社 (c)2019映画『惡の華』製作委員会

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シャシャ爺 @shashajii_5

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