少年たちのひと夏の恋描くオランダ映画「BOYS／ボーイズ」公開

オランダ映画「Jongens」が「BOYS／ボーイズ」の邦題で11月15日に公開される。YouTubeで予告編が解禁となった。

15歳の少年・シーヘルとマークのひと夏の淡い恋を描く本作。陸上部に所属するシーヘルは、チャンピオンシップ大会に向けて結成された強化チームでさわやかなマークと出会い、引き寄せられるようにキスをする。自身に芽生えた気持ちに戸惑うシーヘルはマークを避けるようになり、大会を前に衝突してしまう。

オランダでテレビ放映用に製作され、反響を呼んだため劇場で公開された本作。ミーシャ・キャンプが監督を務めた。ヘイス・ブロームがシーヘル、コ・サンドフリットがマークを演じる。第33回オランダ映画祭ではオランダ映画批評家賞を受賞し、キャストのトン・カスは最優秀助演男優賞を獲得。ブロームは最優秀主演男優賞にノミネートされた。

予告編には、シーヘルがマークの前で女子とキスをする様子や、「僕はゲイじゃない」と言い放つシーンが収められている。

「BOYS／ボーイズ」は特集上映「のむコレ（のむらコレクション）」内で上映。東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。